相対性理論の考察と未来の家族
先日、あらためて「時間」とは何かを考えてみる機会があった。
だが、今まで分かっているつもりだった時間だが、つきつめてみると実は奥が深くよく分からなくなってきた。
そもそも「時間」とは、いつからあるのだろう。
宇宙が誕生する前は、何もない無の世界だったといわれているので、ビッグバン直後に空間やエネルギーとともに時間も生まれたということになるらしい。
では、宇宙が誕生してから137億年のあいだ、時間は常に等しく進んできたのだろうか。実は、そうでもないらしい。
アインシュタインが1905年に発表した特殊相対性理論によると、速く動いている人の時間は、止まっている人の時間よりもゆっくり流れている。
もしも、光に限りなく近いスピードで宇宙を進むロケットに乗ったとすると、ロケットの中の1年は地球上では何十年も経過してしまっていることになるというのだ。
この理論は、私たちの普段の生活とかけ離れているようだが、実は多くの人が体験している。
たとえば、時速300kmの新幹線で博多まで行ったとすると、博多で暮らしている人とは違う未来へタイムトラベルしたことになる。
つまり特殊相対性理論により新幹線で移動している間は僅かであるが時間がゆっくり進むからだ。
そうは言っても、10億分の1秒の未来世界なので実感することは全くできないのだが…。
当然、飛行機に乗って移動したときは、新幹線のときより少し先の未来へ行くことになる。
私は、仕事柄飛行機や新幹線をよく利用する。
移動の間は、座って本を読むか、うたた寝をするかのどちらかだ。だから体力はそれほど使わない。
それなのに僅か数時間の移動の割には、なんともいえない疲労感に襲われるので不思議に思っていた。
でも、次回からは、未来へのタイムトラベルをしたための疲労ということにしよう。
そう思うことで気持ちがワクワクして疲れが吹き飛ぶような気がするからだ。
特に家路につくときは効果てきめんのはずだ。
未来の家族に会えるのだから。
