大分県知事が来社
先日、大分県の広瀬知事が正月番組の収録のため学研に来られた。
大分放送の正月特別番組で1月2日(7時~)に放送される1時間の対談番組である。
広瀬知事の対談の相手は、私!?
2ヶ月前くらいに出演依頼の連絡を受けたとき、正直人違いだと思った。
TVで有名なサイエンスプロデューサーのY先生とか?
それともうちの社長かもしれない…
他にもいろいろな方の名前が頭に浮かぶ。
お受けして、打ち合わせ等で進めていくうち人違いだと判明したら、先方に申し訳ないし、こちらも身の置き所がない。
聞きづらいことだが、確認してもらうことにした。
すると、
「子供の科学教育のことや科学のふろくの開発、大人の科学についていろいろお聞きしたい」
とのこと。
ここまで内容が絞り込まれれば、ほぼ私に間違いないだろう。
私には荷が重いと思ったが、依頼された仕事はなるべくお断りしないことをモットーにしてやってきたので、今回もお引き受けすることにした。
しかし、この「お受けしましょう」の一言が、私が「気が重い」と言っているだけではすまない事態を招くこととなった。
知事が来社されて、しかも正月特別番組1時間の収録をするということは、私の想像をはるかに超えた大変なことだったのだ。
広報室や秘書室、防災センターなど関係する部署と、警備体制や収録場所のセッティングから、飾るお花やお出しするお茶の準備まで、大から小までさまざまなハードルを越えていかなければならなかった。
関係各部署、担当者のご協力をいただき、また当日もその場その場の対応が要求されたが、概ねスムーズに進行することができた。
広瀬知事も非常に気さくな方で、いろいろとお気遣いいただいた。
おかげで、必要以上に緊張することもなく収録に臨めた。
事前に知事のプロフィールを拝見していて、すごい経歴の人だと身構えていたのだが、良い意味で拍子抜けだった。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とはまさにこういう方のことをいうのだなと思った。
滞りなく収録を終えられた達成感と、広い視野と深い思慮を持つ方と言葉を交わすことができた充足感で満たされた。

やはり自分のところに飛び込んできた仕事は断ってはいけない。
断っていたらこんな充実感は味わえなかっただろう。











