« 2011年12月 | メイン | 2012年03月 »

2012年01月18日

書き初めは健康から

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
皆様方は、良い新年を迎えられましたか?

私は毎年恒例の正月行事を家族で済ませて、例年通り家でゆっくり過し、平穏のうちに仕事モードにチェンジし始めた1月4日。
明日から、いよいよ仕事始め。普段の生活に戻すため、ウォーキングに出かけようとしたとき、「キュルルル」。突然お腹の調子がおかしくなった。
少し様子を見ようとコタツに入ったが、どんどん具合が悪くなる。何度もトイレに駆け込む。吐き気もする。胃の辺りが絞り上げられるように痛む。これはただ事ではない。
仕事柄、何度かインドやタイなどアジアの国に行き、運悪く食中毒やそれに近い症状を幾度か体験が、これはそれらと同等もしくはそれ以上の未体験ゾーンに突入したかもという予感が…。

予感は的中。その日から三日三晩苦しむことになってしまった。
血液検査の結果、CRP値が異常に高く、腸に菌が入って炎症を起こしたらしい。
数種の薬を飲んだがなかなかよくならず、多少の風邪では減退しない食欲もまったくない。
水分もほとんど体を通り抜けて、脱水症状の影響なのか体温は35.4度。平熱より1度以上下がってしまった。

こんな状況になると、人間、いきなり反省モードに入る。
暴飲暴食はやめよう。早寝早起き、毎朝欠かさずウォーキングをしよう。持病の薬は、毎日必ず飲もう。
次々と反省を思いつく。いかに普段、身体に対して裏切り行為を行っているかということだ。日ごろの不摂生が原因だとは、お医者さんは言っていないが、自分自身が一番わかっている。

本当に調子が悪いと、お医者さんの言うことをよく聞く。薬も服用時間や用法用量を守るし、飲食物にも気をつけた。
その甲斐あってか7日には何とか調子が戻ったが、大事をとって無理をせず体を休めることにした。9日は、板橋教育科学館での毎年恒例の「お正月実験ショー」が予定されており、子どもたちが多く集まるのだから完全に治しておかないと…。
 
そして9日。調子も体重もすっかり元通りになり、科学館へ向かった。
実験テーマは、「科学で書初め」である。
ヨウ素デンプン反応や塩水の電気分解、静電気など身近な科学現象を使っての書初めである。今回は化学反応を利用した実験が多いため、下準備に時間がかかる。普段なら少し面倒に感じることも、今回は健康になった喜びとともに準備した。
物事は何でも気の持ちようである。

120109itabashishogatsuevent.jpg

「お正月実験ショー」は、大勢の親子が参加してくれて、準備した実験もことごとく成功。しかも、子どもたちはただ不思議な現象を見るなく、「なぜ、どうして」といった科学的な疑問を持ってくれ、質問や意見が活発に飛んだ。
日本の将来もこれなら明るい!と思わせてくれた、手ごたえのある実験ショーとなった。

実験ショーの後に行われた「ベーゴマ大会」でも、子どもたちの明るい未来を予見させるでき事があった。
大会は、大人も子どもも同じ土俵で戦う年齢制限なしのトーナメント方式。
最初の対戦は、1m90cm近くの大男と1mちょっとの年長さん。
明らかに大男の圧勝と思われるが、実際には年長さんの勝ち。
身体は小さいがコマの扱い方やベーゴマのまき方は、まさに名人芸。ベーゴマを覚えて何十年も経つような手つきである。
やはり、鉄は熱いうちに打てである。
最近の若手プロゴルファーも、始めてクラブを握ったのは2歳とか3歳という人が増えいると聞く。
子どもの吸収力には、いろいろな場面で本当に驚かされる。

その年長さんが自分のミスから3試合目で負けてしまった。
負けが決まり席に戻るや、母親の胸で大泣き。相当悔しかったらしい。
コンピューターゲームは、すぐリセットしてやり直せるが、リアル世界ではそうは行かない。
人間は、いろいろ挫折を味わって成長する。
昔の子どものように実生活での体験があまりできなくなった現代では、この子はいい経験をしたと思う。
ほかにも2人の子供が試合に負けて泣いた。
悔し泣きの姿を見て、「この国はまだまだ大丈夫」と思った。

今年も板橋教育科学館では、夏イベントや発明展など多くの催しが予定されている。
折に触れ、普段経験できない刺激を子供たちに与えていけたらと思っている。
それが子どもたちの明るい未来につながると信じて。
そして体調管理のため、生活習慣も改めて…。