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      <title>科学創造研究所長のひとりごと</title>
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      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2012</copyright>
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         <title>「宇宙兄弟」×「金環日食」×「ファミリーマート」コラボ企画を、湯本所長が責任監修！</title>
         <description><![CDATA[5/5から公開された映画「宇宙兄弟」。
その公開を記念し、全国のファミリーマートで
「宇宙兄弟キャンペーン」が始まっています。

そのキャンペーンアイテムの一つ
「日食観測用ピンホールカード（商品割引券付）」の監修を、
学研科学創造研究所の湯本所長が担当しました。

<img alt="utyukyodai-card.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/utyukyodai-card.jpg" width="433" height="265" />

湯本所長のコメントです。
「日食の企画の話が飛び込んできたのは、１月の終わりでした。
日食観察カードが全国のファミリーマートに配るという
大キャンペーン企画です。計４５０万枚が配られるとのことです。
その責任監修者として、内容チェックはかなり緊張しました。
そして心配事はまだまだ続きます。
「雨男」の異名を持つ身としては、
当日、私が住む東京はもちろんのこと、
全国の金環日食が見られる地域はどこも、
晴れ渡ってくれることを願ってやみません。」

「日食観測用ピンホールカード（商品割引券付）」は
5/12～各店で配付されます。
各店先着500名ですのでお早めに！

ファミリーマート「宇宙兄弟」キャンペーンページはこちら
http://www.family.co.jp/campaign/spacebrothers/index.html
「宇宙兄弟」公式サイトはこちら
http://www.spacebrothers-movie.com/


また、科学事業室が指定管理を請け負っている
板橋区立教育科学館で行われる夏の特別展、今年は
「2012年　宇宙への旅　～板橋から宇宙へ～」を予定しています。
現在内容を調整中ですが、宇宙服、各種ロケット模型、
Ｈ2Ａロケットで使用したフェアリング実物、
映像資料などが展示される予定です。
併せてプラネタリウムでは、
「宇宙兄弟プラネタリウム『オレらとあのコと願いの流星』」を
7/21から上映します。
（高校生まで100円、大人300円）

詳しくは板橋区立教育科学館の公式サイトへ
http://www.itbs-sem.jp/


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         <category>お知らせ</category>
         <pubDate>Mon, 07 May 2012 14:05:08 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>桜と後輩</title>
         <description>今年の桜の開花は例年より遅れたが、待ちわびた分、数段きれいに咲き誇っているような気がした。
冷静にみればそれほど例年と変わらないのだろうが、人は気分次第で違う見方をしてしまうものだ。
昨年は、3.11の直後で花見は自粛されたとことが多かったが、
今年はその反動かどこへ行っても花見客であふれかえっているように思えた。

私の思い出の中にも、成長の節目節目に桜の花とともに思い出す記憶がある。
桜の花の盛りは、関東ではちょうど入学式のころ。
中でも1969年、高校入学時の正門から続く桜並木の見事さは、43年経った今でも深く心に刻まれている。
そして、その年の夏にアポロ11号が月に降り立った。
人類初の快挙だった。
２年生の時、大阪万博が開催され、「月の石」が目玉展示物だった。
このとき私は残念ながら、月の石を見ることができなかった。
しかし30年後、仕事で訪れたケネディー宇宙センターであこがれの石と対面した。
しかも触ることができ、嬉しさと興奮のあまり指先が震えていたのを覚えている。

人生計画通りには全く行かない。
行き当たりばったりというか想定外のことの連続だ。

先日、桜並木の美しい高校の同窓会から、後輩にあたる新1年生に向けての講演依頼を受け、「科学ほど楽しいことはない」と題して話をしてきた。
まさか自分が卒業して40年後、後輩に向けて話をすることになるなんて想定外も想定外。
夢にも思っていなかった。
講演は、50分の予定だったが、後輩となると力が入ってしまい少々オーバーしてしまった。
（まあ、毎度長くなることはあっても短く終わった試しはないが）
200余名の後輩たちは、１泊２日のオリエンテーション合宿で英語や数学のテストなどびっしり組まれた予定をこなし、疲労困憊状態。
その最後が私の講演だったので、生徒からすれば１分でも１秒でも早く終わってほしいと思っていたに違いない。
大先輩としては、そのあたりを酌んで少し早めに終えようと思っていたが…。
でも後輩だからこそ、科学のすばらしさをより強く伝えたかったのだ！
ごめんね、後輩諸君…。
事ほど左様に世の中想定外の連続なんだ。
だから、人生おもしろいんだよ。ふっふっふ。
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Wed, 18 Apr 2012 18:26:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>世界で最も運動をしない子どもたち？</title>
         <description>先日の新聞に「歩かない小学生」の記事が載っていた。
それによると、小学生は１日平均11382歩。
1979年には17120歩という研究もあり、30年間で３割以上も減少したことになる。
私たち大人は、一体どのくらい歩いているのか。
厚生労働省の平成21年の調査によると男性が7200歩、女性が6400歩だそうだ。

子どもたちに比べてかなり少ないが、私はおそらく7200歩も歩いていない。
家から駅までの徒歩10分程の距離は自転車を利用してしまうし、
駅から会社までも徒歩5分に満たない。
時々会社の帰りに一杯やって千鳥足で帰ったとしてもせいぜい5000歩。
それに比べて小学生は、かなり歩いているように思えてしまうが、
小学生にとって１日に何歩歩くのが望ましいかと言えば15000歩だそうだ。

思い起こしてみると、私が小学生の頃は、遊び場にも恵まれていたので暗くなるまで外で遊んだ。
1960年代前半は、塾や習い事にいく子はあまりいなかったので、
おそらく20000歩は優に超えていたのだろう。

ちょっと遊び過ぎの感もあるが、歩くということは体力増強にとどまらず、
知性や感性を養う上でも非常に役に経ったと思う。
ただ現代の子どもたちは、遊び場も少なくなってきているし、
塾やお稽古事にも忙しく、TVゲームなどの魅力的な遊びもあふれている。
社会環境の変化に伴い昔は普通にできていたことも
今では難しくなってきていることも事実だ。

先日、科学イベント会場で水ロケット実験に夢中になっている小学生たちを見た。
ロケットを50mほど先の目標地点に向けて発射させる。
自分で作ったロケットだから、飛ばした後、夢中で取りにいっていた。
これこそ、知性や感性、体力増強にぴったりなイベントだ。
科学館の展示アイテムでも子どもは身体を使って実験するものが大好きである。
つまり大人が少し手を貸せば、今の子だからこそできる体験や経験がいくらでもあるのだと思った。

調査によると成人男性の理想歩数は9200歩、女性は8300歩。
自分自身も含めて大人たちにもかなり問題がある。
かえって小学生よりもがんばらなければならない。
握力の強い人は、弱い人に比べて長生きをするという研究結果も発表されていた。
私には誰も手をさしのべてくれないだろうから、自分でかなり工夫しなければいけない。
歩数が増えて握力が鍛えられることは・・・・。
やはり、数年前から始めた、年をとってからもできるスポーツ。
そう、ゴルフ。
より真剣にゴルフに取り組むしか解決策はなさそうである。
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         <link>http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/2012/03/post_75.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Fri, 02 Mar 2012 13:57:42 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>書き初めは健康から</title>
         <description><![CDATA[遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
皆様方は、良い新年を迎えられましたか？

私は毎年恒例の正月行事を家族で済ませて、例年通り家でゆっくり過し、平穏のうちに仕事モードにチェンジし始めた１月４日。
明日から、いよいよ仕事始め。普段の生活に戻すため、ウォーキングに出かけようとしたとき、「キュルルル」。突然お腹の調子がおかしくなった。
少し様子を見ようとコタツに入ったが、どんどん具合が悪くなる。何度もトイレに駆け込む。吐き気もする。胃の辺りが絞り上げられるように痛む。これはただ事ではない。
仕事柄、何度かインドやタイなどアジアの国に行き、運悪く食中毒やそれに近い症状を幾度か体験が、これはそれらと同等もしくはそれ以上の未体験ゾーンに突入したかもという予感が…。

予感は的中。その日から三日三晩苦しむことになってしまった。
血液検査の結果、CRP値が異常に高く、腸に菌が入って炎症を起こしたらしい。
数種の薬を飲んだがなかなかよくならず、多少の風邪では減退しない食欲もまったくない。
水分もほとんど体を通り抜けて、脱水症状の影響なのか体温は35.4度。平熱より１度以上下がってしまった。

こんな状況になると、人間、いきなり反省モードに入る。
暴飲暴食はやめよう。早寝早起き、毎朝欠かさずウォーキングをしよう。持病の薬は、毎日必ず飲もう。
次々と反省を思いつく。いかに普段、身体に対して裏切り行為を行っているかということだ。日ごろの不摂生が原因だとは、お医者さんは言っていないが、自分自身が一番わかっている。

本当に調子が悪いと、お医者さんの言うことをよく聞く。薬も服用時間や用法用量を守るし、飲食物にも気をつけた。
その甲斐あってか7日には何とか調子が戻ったが、大事をとって無理をせず体を休めることにした。9日は、板橋教育科学館での毎年恒例の「お正月実験ショー」が予定されており、子どもたちが多く集まるのだから完全に治しておかないと…。
　
そして9日。調子も体重もすっかり元通りになり、科学館へ向かった。
実験テーマは、「科学で書初め」である。
ヨウ素デンプン反応や塩水の電気分解、静電気など身近な科学現象を使っての書初めである。今回は化学反応を利用した実験が多いため、下準備に時間がかかる。普段なら少し面倒に感じることも、今回は健康になった喜びとともに準備した。
物事は何でも気の持ちようである。

<img alt="120109itabashishogatsuevent.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img /120109itabashishogatsuevent.jpg" width="425" height="319" />

「お正月実験ショー」は、大勢の親子が参加してくれて、準備した実験もことごとく成功。しかも、子どもたちはただ不思議な現象を見るなく、「なぜ、どうして」といった科学的な疑問を持ってくれ、質問や意見が活発に飛んだ。
日本の将来もこれなら明るい！と思わせてくれた、手ごたえのある実験ショーとなった。

実験ショーの後に行われた「ベーゴマ大会」でも、子どもたちの明るい未来を予見させるでき事があった。
大会は、大人も子どもも同じ土俵で戦う年齢制限なしのトーナメント方式。
最初の対戦は、1m90cm近くの大男と１ｍちょっとの年長さん。
明らかに大男の圧勝と思われるが、実際には年長さんの勝ち。
身体は小さいがコマの扱い方やベーゴマのまき方は、まさに名人芸。ベーゴマを覚えて何十年も経つような手つきである。
やはり、鉄は熱いうちに打てである。
最近の若手プロゴルファーも、始めてクラブを握ったのは２歳とか３歳という人が増えいると聞く。
子どもの吸収力には、いろいろな場面で本当に驚かされる。

その年長さんが自分のミスから３試合目で負けてしまった。
負けが決まり席に戻るや、母親の胸で大泣き。相当悔しかったらしい。
コンピューターゲームは、すぐリセットしてやり直せるが、リアル世界ではそうは行かない。
人間は、いろいろ挫折を味わって成長する。
昔の子どものように実生活での体験があまりできなくなった現代では、この子はいい経験をしたと思う。
ほかにも２人の子供が試合に負けて泣いた。
悔し泣きの姿を見て、「この国はまだまだ大丈夫」と思った。

今年も板橋教育科学館では、夏イベントや発明展など多くの催しが予定されている。
折に触れ、普段経験できない刺激を子供たちに与えていけたらと思っている。
それが子どもたちの明るい未来につながると信じて。
そして体調管理のため、生活習慣も改めて…。
　
]]></description>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Wed, 18 Jan 2012 13:28:35 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>大分県知事が来社</title>
         <description><![CDATA[先日、大分県の広瀬知事が正月番組の収録のため学研に来られた。
大分放送の正月特別番組で１月２日（７時～）に放送される1時間の対談番組である。

広瀬知事の対談の相手は、私！？
２ヶ月前くらいに出演依頼の連絡を受けたとき、正直人違いだと思った。
TVで有名なサイエンスプロデューサーのY先生とか？
それともうちの社長かもしれない…
他にもいろいろな方の名前が頭に浮かぶ。
お受けして、打ち合わせ等で進めていくうち人違いだと判明したら、先方に申し訳ないし、こちらも身の置き所がない。
聞きづらいことだが、確認してもらうことにした。
すると、
「子供の科学教育のことや科学のふろくの開発、大人の科学についていろいろお聞きしたい」
とのこと。
ここまで内容が絞り込まれれば、ほぼ私に間違いないだろう。
私には荷が重いと思ったが、依頼された仕事はなるべくお断りしないことをモットーにしてやってきたので、今回もお引き受けすることにした。
しかし、この「お受けしましょう」の一言が、私が「気が重い」と言っているだけではすまない事態を招くこととなった。
知事が来社されて、しかも正月特別番組1時間の収録をするということは、私の想像をはるかに超えた大変なことだったのだ。
広報室や秘書室、防災センターなど関係する部署と、警備体制や収録場所のセッティングから、飾るお花やお出しするお茶の準備まで、大から小までさまざまなハードルを越えていかなければならなかった。

関係各部署、担当者のご協力をいただき、また当日もその場その場の対応が要求されたが、概ねスムーズに進行することができた。
広瀬知事も非常に気さくな方で、いろいろとお気遣いいただいた。
おかげで、必要以上に緊張することもなく収録に臨めた。
事前に知事のプロフィールを拝見していて、すごい経歴の人だと身構えていたのだが、良い意味で拍子抜けだった。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とはまさにこういう方のことをいうのだなと思った。
滞りなく収録を終えられた達成感と、広い視野と深い思慮を持つ方と言葉を交わすことができた充足感で満たされた。

　　　　　<img alt="111208oitahoso.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img /111208oitahoso.jpg" width="433" height="325" />


やはり自分のところに飛び込んできた仕事は断ってはいけない。
断っていたらこんな充実感は味わえなかっただろう。
]]></description>
         <link>http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/2011/12/post_73.html</link>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Thu, 22 Dec 2011 14:25:08 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>科学のツリー</title>
         <description><![CDATA[クリスマスが近づいて街がイルミネーションで彩られると、子どものときのように胸がワクワクする。
残念なことに、我が家では子どもも大きくなり、クリスマスツリーもここ数年は出番がない。
ツリーに飾り付けをするときが、ワクワク度MAXだったのだが…。

ところが、思ってもみなかった嬉しい話が飛び込んできた。
我が社のロビーにクリスマスツリーを飾ることになったのだ。
それも社長の発案で、今の社会情勢を配慮してできるだけ電飾を押さえた
地球に優しいエコツリーとし、しかも「科学の学研」らしい科学の楽しさの詰まったツリーを…
ということになったのだ。
そして、それが科学創造研究所に託されたのだ。こんな嬉しいことはない。
クリスマスツリーの飾り付けに加われるばかりか、科学的な仕掛けも思う存分盛り込めるのだから。

ただ、厳しい条件が1つ。飾り付けまでに与えられた時間は10日ほど。
しかも「実験のアイテム数は10個は欲しいですね♪」という無邪気な担当者の要望が加わった。
これらをクリアーするためには、1日1個のペースで制作しなければならない。
なので手放しで喜んでばかりはいられない。すぐにアイデアを練り始めた。
自分の好きな分野の仕事というものは、脳も全面的に協力をしてくれるもので、
大まかな方向性はすぐに決まった。
手回し発電機を10個ツリーの周りに配置して、それを回すと仕掛けが作動するというものだ。
煙突を登ったり降りたりするサンタ、空中を飛び回るトナカイとサンタ、
電車も走り回ったら楽しそうだ。アイデアは次から次に出てくる。
実験だけでいいのであれば、私でもできるが、せっかくのクリスマスツリーなので、
「科学のタマゴ」「大人の科学」で数多くの試作を手がけてくれた
デザイナーの黒沢さん（会社の先輩でもあるし、中学校の先輩でもある）にお願いすると、
二つ返事で了解してくれた。こんな無茶な話を・・・感謝、感謝。

翌日、打ち合わせに現れた黒沢さんも自分なりのアイデア持ってきてくれた。
私のアイデアも織り交ぜながら打ち合わせていくと、二人の脳がフル回転し、
あっという間に10アイテムが固まった！
<img alt="111212tree-yumoto-kurosawa.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/111212tree-yumoto-kurosawa.jpg" width="319" height="425" />
　　　　　　黒沢さんと。

予定通りに作品が完成し、先日、クリスマスツリーの点灯式を
宮原社長と「学研こども園」の皆さんと行うことができた。
正直、５～6歳のお子さんではちょっとむずかしいかなと一抹の不安があったが、
予想以上に子供たちの反応がよくほっとした。
<img alt="111212tree-tentosiki.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/111212tree-tentosiki.jpg" width="425" height="319" />

出来上がった作品は次の9つ。（1つは、作品が重過ぎて飾ることができなかった…）

○空中をくるくる　サンタさんとトナカイ
　モーターが回ってツリーのてっぺんに取り付けた
　モビール状のサンタさんとトナカイがくるくる回転。
<img alt="111212tree-tonakaisanta.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/111212tree-tonakaisanta.jpg" width="283" height="213" />

○煙突の中で大忙し　ふわふわサンタ
　ブロワーを作動させ空気の力でサンタさんを
　煙突の先端まで持ち上げる。吹き矢の原理を利用。
<img alt="111212tree-tutusanta.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/111212tree-tutusanta.jpg" width="283" height="213" />

○音と光で盛り上げろ　電子ブロックミニ登場
　発売したばかりの「大人の科学マガジン・電子ブロックミニ」も発電機で作動。
<img alt="111212tree-denburo.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img /111212tree-denburo.jpg" width="283" height="212" />

○にぎやかサンタさん
　サンタさんにセットされた光ファイバーからいろいろな色が放たれる。
　手に持ったろうそくを揺らすのが可愛い。
<img alt="111212tree-pikapikasanta.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/111212tree-pikapikasanta.jpg" width="213" height="283" />

○音と光で鮮やかに　クリスマスカード×2種
　クリスマスカードに仕掛けたLEDが光り、音楽も流れる。
<img alt="111212tree-card.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img /111212tree-card.jpg" width="283" height="213" />

○走れ！ブルートレイン
　12V仕様の模型機関車が走る。スピード調節も発電機で思いのまま。
<img alt="111212tree-train.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/111212tree-train.jpg" width="283" height="213" />

○くるくるミニセロス
　セットしたブロワーから風が吹き出ると、
　その風が「大人の科学マガジン・ミニセロス」の風車に当たり動き出す。
<img alt="111212tree-miniselos.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/111212tree-miniselos.jpg" width="213" height="283" />

○浮かぶ文字「Ｘ’mas」
　「大人の科学マガジン・ジャパニーノ」で空中にＸ’masの文字を描く。
<img alt="111212tree-japanino.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/111212tree-japanino.jpg" width="283" height="213" />


みなさんも一回、学研本社へ見にいらっしゃいませんか？
<img alt="tree.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/tree.jpg" width="319" height="425" />
]]></description>
         <link>http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/2011/12/post_72.html</link>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Tue, 13 Dec 2011 16:22:05 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>相対性理論の考察と未来の家族</title>
         <description>先日、あらためて「時間」とは何かを考えてみる機会があった。
だが、今まで分かっているつもりだった時間だが、つきつめてみると実は奥が深くよく分からなくなってきた。

そもそも「時間」とは、いつからあるのだろう。
宇宙が誕生する前は、何もない無の世界だったといわれているので、ビッグバン直後に空間やエネルギーとともに時間も生まれたということになるらしい。
では、宇宙が誕生してから137億年のあいだ、時間は常に等しく進んできたのだろうか。実は、そうでもないらしい。

アインシュタインが1905年に発表した特殊相対性理論によると、速く動いている人の時間は、止まっている人の時間よりもゆっくり流れている。
もしも、光に限りなく近いスピードで宇宙を進むロケットに乗ったとすると、ロケットの中の１年は地球上では何十年も経過してしまっていることになるというのだ。
この理論は、私たちの普段の生活とかけ離れているようだが、実は多くの人が体験している。
たとえば、時速300kmの新幹線で博多まで行ったとすると、博多で暮らしている人とは違う未来へタイムトラベルしたことになる。
つまり特殊相対性理論により新幹線で移動している間は僅かであるが時間がゆっくり進むからだ。
そうは言っても、１0億分の１秒の未来世界なので実感することは全くできないのだが…。
当然、飛行機に乗って移動したときは、新幹線のときより少し先の未来へ行くことになる。

私は、仕事柄飛行機や新幹線をよく利用する。
移動の間は、座って本を読むか、うたた寝をするかのどちらかだ。だから体力はそれほど使わない。
それなのに僅か数時間の移動の割には、なんともいえない疲労感に襲われるので不思議に思っていた。
でも、次回からは、未来へのタイムトラベルをしたための疲労ということにしよう。
そう思うことで気持ちがワクワクして疲れが吹き飛ぶような気がするからだ。
特に家路につくときは効果てきめんのはずだ。
未来の家族に会えるのだから。
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         <link>http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/2011/11/post_71.html</link>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Mon, 21 Nov 2011 16:05:36 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>秋岡芳夫展</title>
         <description><![CDATA[　心待ちにしていた「秋岡芳夫展」。
<img alt="akioka-01.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/akioka-01.jpg" width="433" height="325" />

秋岡さんの名前は、創刊当時の「科学の付録」のデザインで大変お世話になった方としてよく知っていた。
当初は個人的な立場で企画に参画してくれたが、しばらくして秋岡さんが仲間と作った、戦後日本の工業デザインの草分け的な事務所「ＫＡＫ」にお願いしていた。
残念なことに、私が「１年のかがく」の編集長として付録の企画に携わったときには、秋岡さんはＫＡＫを去られていたため、仕事をご一緒する機会には恵まれなかった。
ただ、その後も仕事関係の人から度々秋岡さんの話は聞いていたし、その頃観たＮＨＫの番組で「科学の付録」を手に持って熱っぽく語られている姿は強く印象に残っている。
<img alt="akioka-02.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/akioka-02.jpg" width="433" height="325" />

<img alt="akioka-05.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/akioka-05.jpg" width="433" height="325" />

目黒区美術館の方が今回の展示企画の相談に来られたのは、１年ほど前のことだった。
集めた資料を基に、熱心に話される様子は非常に好感が持てた。
説明を聞くうちに自分の中の秋岡像がどんどん膨らみ、
「何と多才な人なんだろう。仕事をこれほどまでに楽しんだ人は、そういないだろう」
と感じた。秋岡さんに直にお話を聞いてみたいと心底思った。
ただ、14年前に他界されているので、お会いすることは叶わない。
作品を通して、または使った道具を通して、少しでも秋岡芳夫という人を肌で感じられればと、当社に保管していた秋岡さんデザインの付録や資料などをお貸しすることにした。
館に入ってすぐ目に飛び込んできたのは、晩年取り組んだ、「スーパー竹とんぼ」の作品群だ。
生涯制作した竹とんぼは、5000種類を越える。
その中から今回千数百もの作品が展示してある。
それらはウイスキーのビンに無造作に刺されている。
しかし、そのビンには秘密があった。
秋岡さんはお酒をこよなく愛し、しかも理科の実験器具に似たビンも大好きだったのだ。
だからこのビンは、秋岡さんが竹とんぼを作りながら飲み干したウイスキーのビンなのである。
この展示を見ただけでも、少し秋岡さんの人となりに近づけたような気がする。
また、仕事部屋も再現されている。愛用の机も道具も本物だ。
一気に秋岡ワールドへ入り込む展示構成になっている。

<img alt="akioka-03.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/akioka-03.jpg" width="433" height="325" />
２階へ行くと、「科学の付録」をはじめラジオ、カメラ、バイク、ジューサーなどの工業デザインを始め、童話の挿絵、ワークブックの装丁、紙工作など、その多彩な才能が垣間見える展示物が並んでいる。
<img alt="akioka-04.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/akioka-04.jpg" width="433" height="325" />
商品としては世に出なかったが、学研の学習机の企画もある。
子どもの心や身体の発達段階を克明に研究し、子どもが活き活きと使いやすい学習机を考案している。
それは現在でも色あせることのない斬新かつ機能美溢れるデザインである。
単なる仕事ではなく、自身が楽しんで作ったことが伝わってくる。

<img alt="akioka-07.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/akioka-07.jpg" width="433" height="325" />

<img alt="akioka-06.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/akioka-06.jpg" width="325" height="433" />

秋岡さんを表して
「子供のための大人であり、大人のための子供でもある」
と展示パネルにあったが、まさに言い得て妙である。
そして
「楽しくなければ仕事ではない。楽しい仕事でなければしない」
とした仕事へ取り組む姿勢は、うらやましくもあり、少しだけ自分にもオーバーラップする部分を感じた。
この展覧会は、ものづくりの素晴らしさと厳しさを再認識させてもらえた。
会期はほぼ２ヶ月あるので、しばらくしたらまた秋岡ワールドへ行ってみようと思う。
ただし、元気がみなぎって絶好調のときか、
落ち込んでどうしようもないときのどちらかにしようと思う。
そのほうが、次へのステップに弾みがつきそうだから。
]]></description>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Thu, 10 Nov 2011 16:21:41 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>滑らなかった話と滑った話　タイサイエンスショー2</title>
         <description><![CDATA[2日目も科学実験ショーを午前午後1回ずつ行った。
マイクの調子は、例によって不調が続くが、もともと私は、日本語しか話していないので、通訳の方のマイクが作動していれば基本的に問題なく、あまり神経質にならずに進めることにした。心もち身振り手振りを派手目にして。

子供たちの反応が非常に良く、実験ショー進めるうちに徐々に気分が乗ってきた。講師と言っても、私自身が楽しんでいなければ子どもたちも楽しめない。
いくら顔の表情が笑っていても子供たちは敏感である。言葉が通じなくても、万国共通。そういう雰囲気は通じてしまうのだ。
これは、雑誌の記事の原稿や実験キットの開発も同じで、自分が思いっきり楽しんで作ったものでないと子どもたちにそっぽを向かれてしまうのだ。乱暴なことを言ってしまえば、大人向けの記事や商品はある程度テクニックでカバーできるが、子どもはそうは行かない。30数年ものづくりをしてきて幾度か痛い目を見て学んだことである。
そういった意味で今日のショーは、合格点だったと思う。
<img alt="110914event.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110914event.jpg" width="425" height="319" />

翌日は、科学フェアの会場へ行く前に一仕事。私立の小中高一貫教育校で実験ショーを行った。
女子校である。女子校に入るのは国内国外合わせて4度目である。いつもの緊張感に加えて独特の緊張感が加わり、自分でも顔がこわばっているのが分かる。
この学校では、月に1度、科学の研究の成果を発表する日があり、その特別ゲストとしてお招きいただいた。　

校内に入ると1000名を越す女学生の朝礼中。
しっかりと統制の取れた、見ていて気持ちのいい朝礼だ。
校内の清掃も行き届いているし、教育の高さをうかがい知ることができる。
ここで空気が一気に張り詰めた。理事長先生のお出ましである。正装された理事長先生と思しき方々が入ってこられた。

最初はペットボトルロケットの発射実験で、スタートを切るようだ。
すでにロケットには水と高圧空気がセット済みである。
理事長先生が発射装置に近づいていく。
どうやら、自ら開始の合図となる発射レバーを操作するらしい。
「発射！」の合図とともに集会場の端から端へ張られたケーブルに沿ってロケットが発射された。
成功!
ただ、噴射口から吹き出した水が想定外に飛び散り、理事長先生の服にかなりかかってしまった。
あわてて周りにいた先生方がふき取ろうしたが、理事長先生は問題ありませんといったしぐさをしている。顔の表情も怒ったようすは無く、かえって微笑を浮かべているようだ。

<img alt="110914gakko01.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110914gakko01.jpg" width="425" height="319" />

何事もなかったように私たちの紹介が始まった。いよいよである。
それにしても、理事長先生が怒らなくてよかった。
もし、怒っていたら、さらに別の緊張が加わって、緊張の三乗（緊張×緊張×緊張）で始めなければならなかっただろう。

<img alt="110914gakko02.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110914gakko02.jpg" width="425" height="318" />

最悪の状況が避けられたので、かえってリラックスして始めることができ、いつもどおり自ら実験を楽しむことができた。調子に乗って、理事長先生にジャンボ空気砲の弾も当ててしまった。恐らく理事長先生も始めての経験をされたのだと思う。科学の面白さを分かってもらうには、体験してもらうのが一番。「百聞は実験にしかず」である。

<img alt="110914gakko03.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110914gakko03.jpg" width="425" height="319" />

会場は、かなりの盛り上がりをみせ、好評のうちに（自己評価）終了した。
控え室に向かう途中、セグウェイのような乗り物を運んでいる人たちに遭遇した。
その乗り物に熱い視線を送っていると、よほど物欲しげな顔をしていたのか、いろいろと説明を始めてくれた。どうやらセグウェイと同等の性能を持ったものを開発したらしい。この技術を持っているのは世界でタイと韓国、それにもう1国（聞き漏らした）の3カ国しかないそうである。
そして、ついに乗ってみませんかと進めてくれたのだ。
早くそういってくれないかな〜とうずうずしていたのだ。
操作の説明を聞くと早速飛び乗り、試運転を始めた。
以前、セグウェイには乗ったことがあって自信満々で操縦を始め、初めてにしては割と上手に運転できた。
少しこの乗り物の癖を体験してからスピードを上げるべきだったのだが、自分の出番が終わった安堵感も加わり、ついつい調子に乗った操縦をしてしまった。
好事魔多し。見事にすってんころりん。
歩くだけで社屋の床が揺れるといわれる巨体が、勢い良く校庭に打ち付けられてしまった。
ただ、うまく受け身の体勢になったのか、体のどこも痛めることがなった。
そのため、性懲りもなく再挑戦。
<img alt="110914segway.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110914segway.jpg" width="283" height="380" />
写真は、落車後の試乗の様子である。
少し髪も白衣も乱れているのがその名残りである。
落車の写真を自分への戒めのために載せようと思ったが、残念ながら撮影されていなかった。
ただ本人は、写真がなくても十分反省をした。
人生、いくつになっても勉強である。タイ出張で学んだことの一つである。]]></description>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Wed, 14 Sep 2011 16:30:06 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>タイでアインシュタインに遭遇！？　タイサイエンスショー1</title>
         <description><![CDATA[昨年に引き続き、タイ王国で開催された「サイエンス・フェスティバル」に行ってきた。
昨秋タイ国ＩＰＳＴ（教育省科学技術教育振興研究所）の視察団が弊社を訪問され、ぜひ来年の「サイエンス・フェスティバル」でタイの子供たちに科学の面白さや不思議さを紹介してほしいとの依頼があったからだ。

会場に近づくと子どもたちを乗せたバスの大渋滞に巻き込まれた。
ほとんどのバスが２階建てで、2クラス分は十分乗れそうだ。
そのバスが会場に向かって何十台も群れを成している。
このイベントは、多い日は入場者数が１０万人を超えるそうだが、この状況を見ていると今日の入場者数も相当な数に達するに違いない。

会場に入り早速実験ショーの準備を始めた。
準備は順調に進みそろそろリハーサルかなと構えていたが、何時までたってもお呼びがかからない。マイクの調子やカメラのテストも気になって仕方がない。
そうこうしているうちに私たちの前の講演が始まってしまい、結局、何のテストもしないまま本番に突入。
緊張するのはいつものことだが、今回は何か不吉な予感がして極度の緊張に襲われた。
ＭＣが私を紹介し始めた。タイ語なのでさっぱり分からないが、自分の名前が入っているので間違いないだろう。
通訳の方の合図で登壇し見回すと、参加者はざっと見て600人から700人くらい。
用意されたエリアから人があふれ、立ち見の子どもや大人もかなりいる。

<img alt="tai01.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/tai01.jpg" width="425" height="319" />

挨拶から始めた（昨年覚えたタイ語の挨拶が極度の緊張で出てこないため、日本語で挨拶）が、不安が的中。マイクの音が全く入ってないのだ。
通訳の方のフォローで進行はできるが、日本語で内容が分からないとはいっても口パクではサマにならない。スタッフがあわててハンドマイクを持ってきてくれたが、実験をしながらのハンドマイクというのは非常に不便である。
しばらくしてスタッフが別のヘッドセットを持ってきた。私の背後に回ると、器用にも話しているまま私の頭から故障したマイクを外し、すばやく代替マイクをセットしてくれた。これでやっと…とホッとしたのも束の間、すぐに作動しなくなってしまった。
今度は慣れたものですぐに交換してくれた。さすがに三度目の正直で今度は機能してくれたが、始める前にリハーサルをして機材のテストをやれば、こんな単純なトラブルは起きなかったのに。

こんな感じでドタバタでショーの始まりとなったが、進めるうちに子どもたちの反応も良く達成感を感じつつショーを終えることができた。
次は別の会場での実験ショーだが、そちらでは午前中にいくつかの講演があったので、マイク問題ないはずだと思いテストもせずに本番に臨んだが、蓋を開けてみるとやはりマイクトラブル発生。
ここもあふれんばかりの子どもたちが参加してくれている。動揺を察知されないようにと実験に集中。不思議と実験を始めると落ち着きを取り戻せるものである。すべてのプログラムを終え子どもたちの顔を見渡すと、いい表情をしていたので安心した。

<img alt="up.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/up.jpg" width="425" height="282" />

その後、少し時間があったので会場を見て回ることにした。環境関連のものや自然災害、デジタル技術を駆使した宇宙の展示などなかなかの充実振りである。
ワクワクしながら歩いていると、あるブースでとてもなじみのある方が立っているのを発見！
アインシュタイン博士である。
こんなところでお会いできるとは…！
もちろん蝋人形だが、いろいろな媒体で拝見してきたアインシュタイン博士にそっくりなのだ。
記念にツーショット写真を1枚。

<img alt="ainshutain.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/ainshutain.jpg" width="240" height="427" />

アインシュタイン博士との遭遇で、途端にウキウキ。
今日起きたトラブルはすべて吹き飛んでしまった。
上機嫌でホテルへ向かう電車を下りると、空がＳＦ映画さながら、この世の終焉の様相を呈している。明日は、一体どんな日になるのだろうか…。


<img alt="anun.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/anun.jpg" width="425" height="239" />]]></description>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Thu, 25 Aug 2011 18:18:40 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>火事場のくそ力？</title>
         <description>　「子供のときにこんなキットがあったら、人生変わっていただろうな」
これは、自分でも想定外のアイデアが出たときに思わず口をついで出てしまうフレーズである。
ただこれは、相当な傑作（自分で言うのもなんだが）でない限りなかなか発することはできない。
今までに数多くの科学雑誌のふろくや実験キットを創り出してきたが、記憶に残っているものを整理してみると、自分を上手く追い込めたときにいい作品が出来上がったようだ。
ただ、自分で自分を追い込むのはなかなか大変。だから、自分が主体となって開発を進めたものより、他人に依頼されて開発したもののほうが、良い作品になる確率が高いようだ。

科学創造研究所には、さまざまな依頼が飛び込んでくる。
先日もある科学コンテストの「会場で盛り上がる問題作り」を依頼され、所員と一緒に問題作りに励んだ。
なかなか納得できず、締め切りぎりぎりに搾り出していると…つまり自分たちを追い込みだすと、普通では思いつかない想定外のアイデアが生まれたのである。

今、海外の玩具メーカーと共同で新商品開発に取り組んでいるのだが、諸事情により自分をかなり追い込む状況に陥り、産みの苦しみをさんざん味わった後、とうとう冒頭のフレーズが出てきた。
ただ、これは自分の評価であって、まだ商品になったわけではない。ここで作品をお見せして評価をいただきたいところだが、契約上それもかなわない。
来年の今頃、実はこの玩具だったのですと、ここで紹介できるような機会が来ればいいのだが・・・。

想定外のアイデアは、ＴＶ局の企画でも同じようなことが言える。度重なる打ち合わせの中で、「ひょっとするとこんなことできるかもしれない。」と後先考えずに言ってしまうことがある。
一応、原理とか今までの経験を踏まえて言っているのだが、半分以上は上手くいかないだろうなと思っている。でもできたらおもしろいだろうなぁと思うので、ワクワクが抑え切れなくなって言ってしまうのだ。
たいがいＴＶディレクターはそういう企画に飛びついてきて、すっぽんのように離さない。
言いだしっぺが自分だから、仕方がないのだが、それから実現に向けての果てしない予備実験が始まる。
不思議なのは、予備実験初っぱなは上手くいってしまうのである。
そして、ＴＶカメラの前で確実に行える実験にまとめ上げるのに想像以上の苦労をすることになる。
そのような苦労の末にできたのが、「飛び出せ！科学くん」で昨夏に放送した「液体窒素ロケット」や、今年の正月に放送された「鏡餅に録音する実験」などである。

こうして書いていたら見えてきた。結局、火付け役は自分！？</description>
         <link>http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/2011/07/post_68.html</link>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Thu, 14 Jul 2011 10:07:15 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>エジソンと自動車と節電と…</title>
         <description>日本のベンチャー企業が開発している電気自動車のニュースをＴＶで見た。
1回の充電で300ｋｍ以上走行可能だそうだ。普通に使う上では、申し分のない走行距離である。
気になる販売価格は150万円台を目指すとのこと。発売予定の2013年が待ち遠しい。

電気自動車の要は、何と言ってもバッテリーの性能だ。実は、発明王エジソンも100年以上前にアルカリ蓄電池を使った電気自動車を開発している。だが、ガソリンエンジンの性能にはかなわず、実用化にはいたらなかった。
ただ、この開発をめぐって、エジソンとヘンリー・フォードの出会いがあり、以後親交を深めることになるのだから人と人との出会いとは不思議なものだ。
それに、このとき開発したアルカリ蓄電池は、今使われているアルカリ乾電池と基本的には同じものだ。つまり、エジソンは時代を先取りしていたことになる。さすが、天才発明家だ。

私が電気自動車のニュースに興味を持ったのは、バッテリーの能力に着目したから。つまり、もしも自宅に電気自動車があったら、福島原発事故に端を発した計画停電や今夏、政府が打ち出した15％の節電に十分対応できると思ったからだ。
300ｋｍも走行できるということは、1500Ｗ/ｈくらいの電力が家庭電源として転用できることになる。自動車として使わないときは、電力使用の少ない夜間に充電して、昼間は家庭電源として使うのである。
工場が、平日に比べ電力使用量が少ない土日に稼動して、平日休むのと同じで、個人レベルでも十分節電に貢献できる。

しかし、現実的には冒頭の電気自動車は、まだ入手不可能なわけで、15％節電は、知恵を使ってクリアーしなければならない。
ＴＶなどでも、いろいろ紹介しているが、要は、いかに電気を使わない（消費しない）ようにするかである。
エアコンと扇風機を併用したり、窓に赤外線をカットするフィルムを貼ったり塗料を塗ったり、昔ながらのすだれやよしずも想像以上の効果があるようだ。驚いたのは、電化製品の待機電力だけでもかなりの消費になることや冷蔵庫を壁から数センチ離すだけで15％程度（冷蔵庫自体の消費電力）の節電になってしまうということ。だから、ちょっとした気遣いで15％節電が達成できてしまいそうなのだ。

逆に言うと、普段いかに電気の無駄遣いをしていたかが分かる。
人との出会いで人生が変わったり、いろいろなことが学べたりするが、今回の電力不足といった環境（状況）の変化でも、普段の反省すべき行いに気づくことができる。
災い転じて福となす、を実体験中の今日この頃である。</description>
         <link>http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/2011/06/post_66.html</link>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Wed, 01 Jun 2011 13:58:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アイドル？　インド出張顛末記　最終回</title>
         <description><![CDATA[やっと、小学校に到着。
ここでも、子どもたちの大歓迎が待っていた。
美しい花のレイを首にかけられ、迎えてくれた子どもたちが、次々に花束を差し出してくれる。
<img alt="110204kangei02.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110204kangei02.jpg" width="425" height="319" />

生徒代表の賢そうな子が敬意を払っているのか、私の足をなめるまねをする。
<img alt="110204kangei01.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110204kangei01.jpg" width="425" height="319" />

しきたりを知らない私は、ただひきつった笑顔を振りまくしかなかった。
後で聞くと、そのような時は頭をなでてあげなくてはいけないらしい。
実は、自然に頭をなでたい衝動に駆られたのだが、以前タイに行ったとき、子どもの頭は絶対になでてはいけないと注意されたのを思い出してやめたのだった。
また、せっかくレイをかけてもらったのだからとずっとつけていたら、そのレイもすぐに取って謙虚さを表さなければならないとのこと。レイをつけっぱなしだとたいした人物ではないと判断されてしまうのだそうだ。国が違えば風習や常識は違う。そのようなことは事前に把握しておきべきことだったと反省した。

それにしても、こんなに歓待されるとは夢にも思っていなかった。想定外である。
その上、歓迎式典は、これからが本番だった。地元紙に載った写真を見て欲しい。
完全に目が泳いでいる私がいる。
<img alt="ind-newspaper.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/ind-newspaper.jpg" width="433" height="488" />

式典終了後、いよいよ400人の子どもたちの前で実験ショーを始める。
通訳のパンディアさんとの息も合ってきたのか、子どもたちの反応もすこぶるいい。
<img alt="110204jikken.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110204jikken.jpg" width="425" height="319" />

講演終了後、達成感を味わいながら貴賓席に座ると、人生初の体験が待っていた。
子どもたちからのサイン攻めにあったのだ。同行していた学研エデュケーショナルの船見さん曰く「キムタクよりすごかったですよ。」（爆笑）
<img alt="110204sign.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110204sign.jpg" width="425" height="319" />

確かにはじめは、次々に出されるサイン帳に悪い気はしなかったが、終わる気配が全くない。
ここに来る車の中で、ドアハンドルを握りしめたため握力は使い果たしている。
「誰か止めてくれー。」と心で叫んだ瞬間、先生が止めに入ってくれた。
ホッとしていると、それは見るに見かねて止めてくれたのではなく、次の仕事が待っていたのだ。
<img alt="110204shugo01.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img /110204shugo01.jpg" width="425" height="319" />
<img alt="110204shugo03.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img /110204shugo03.jpg" width="425" height="319" />
<img alt="110204shugo02.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110204shugo02.jpg" width="425" height="319" />

フィリピンやタイもそうだったが、講演のあとは写真撮影が恒例となっている。次から次へと何枚撮ったか分からないが、先生が終わったら生徒、生徒が終わったら関係者、そしてまた生徒、先生。
果てしなく思えた撮影会も無事終了。しかし今日は、ここで終わりではない。

次の会場へ行くと200名の子供たちが整然と並んで待っている。
準備もそこそこに予定の30分をフルに使って実験を披露した。子どもたちの喜ぶ姿を見ると疲れも吹き飛んでしまう。
そしてまた次の学校へ。そこでも子どもたちからレイや花束の歓迎を受け、科学実験ルームのオープニングセレモニーにも参加した。私のテープカットで、今日から子どもたちがここで科学実験を楽しむのだ。
<img alt="110204tapecut.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110204tapecut.jpg" width="425" height="319" />

次に会場に入ると、子どもたちの歓迎の歌や踊りが始まった。練習を重ねたのだろう、素晴らしいパフォーマンスだった。
<img alt="110204kangei03.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110204kangei03.jpg" width="425" height="319" />

今度は、私の番だ。今日は、アイドルタレントのように夜中の2時半に起きてから分刻みのスケジュールで、疲れはピークに達していたが、精一杯科学実験を披露した。
空気砲はインドでもかなり盛り上がる。
<img alt="110204kukiho01.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110204kukiho01.jpg" width="425" height="319" />

いよいよ最後の実験。例によって、コップに録音する「エジソン式コップ蓄音機」の実験だ。こちらでも、この実験は、非常に盛り上がり、最後の締めにもってこいの実験だ。
子どもと一緒に吹きこんで、いざクライマックス。再生をしようとしたとき、プツンと停電。やはり、何かが起こる国インド。
広い会場なので、再生音を拡声するための音響機器が使えないと、折角の再生音が全員に届かない。
しかし、ここで終わるわけには行かない。全員に静かにしてもらったら、聞こえるかもしれないと伝え、再生を試みる。何とか聞こえたようで、あちこちから拍手が上がった。

今日の予定は、これで終了。明日のハイデラバードでの講演が最後となる。
空港まで車で送ってもらう道すがら、来たときほど急いでいないからか、ハードな運転に慣れたのか、講演が終わった安堵感からなのか、街をゆっくり眺める余裕ができた。窓から見る人々は、活気にあふれ、来るべき明るい未来を追い求めているように見えた。自分が子ども時代をすごした昭和30年代とダブり、タイムスリップをしたような感慨を覚えた。
<img alt="110203yuuhi.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110203yuuhi.jpg" width="425" height="319" />

ところで、ダイエット。かなりハードなスケジュールだったし、食事回数も少なかったにも関わらず、体重が増えて帰ってきた…。食べ物が美味しく栄養価が高かったためなのか、ここで頑張らねば！と思ったときの私の体内吸収率の良さのためか、実に不可解だ。

何かが起きる不思議の国インドだった。

<img alt="110205kukiho02.jpg" src="http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/img/110205kukiho02.jpg" width="425" height="319" />

このインド講演のために作った「携帯空気砲」は、
サインをして進呈してきた。]]></description>
         <link>http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/2011/04/post_67.html</link>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Fri, 08 Apr 2011 15:50:48 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>手配中　インド出張顛末記　その3</title>
         <description><![CDATA[インド講演2日目の会場は、プネー。
ムンバイから170ｋｍ南へ車での移動だ。
10時開演なので、準備を含めその1時間以上前の到着を目指す。夜中の3時半起床、4時45分出発。

講演は2回目と言うこともあり、準備もスムーズに行え、実験装置の損傷もなく平穏無事な講演となった。
講演自体は何事もなく終えたのだが、帰りの高速で山火事に遭遇した。
高速道路のすぐ脇がボウボウ燃えているのだ。かなり広範囲で野球場2面分はあったであろうか。だが、運転手はそれを気にする様子はなく、止まって消火活動をするとか、連絡を取るわけでもない。他の車も全くその気配がない。火事が発生してから、かなりたっていると思うがそれに対応する様子が全然ないのだ。
以前、取材したカナダのパークレンジャーの言葉を思い出した。
「私は、たとえ子ジカが怪我をして倒れていても助けないし、山火事を発見してもそれが人に被害を及ぼす恐れがない限り消すことはしない。」と。
正直ビックリした。でも、その判断が自然の摂理を守る最善の策だと悟ったのを覚えている。
インドの山火事もそうなのかもしれない。
何しろ広い。見渡す限り原野で、人が住んでいる気配がない。
お国柄もあるだろうが、自然の摂理に従っているのだろうと妙に納得した。

3日目は、ヴィシャカバトナムへ飛行機での移動。
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例によって、朝は早い。夜中の2時半に起床。5時15分発の飛行機に乗って3時間の空の旅。
空港に着くなり、恐縮するくらいのお出迎え。
小学校の理事長を筆頭に４・５人の方が丁寧に迎えてくれたかと思うと、手荷物をすばやく受け取り車に積み込んでくれた。ものすごくすばやい。おそらく、同じ飛行機の乗客の中で一番早く空港を出たのではないだろうか。
そのとき、インド初日に感じた、何かが起きそうな予感がした…。

その予感は、見事に的中。
まず、アクション映画さながらのカーチェイスが始まった。そんなに先を急がなくてもと思うのだが、車で埋め尽くされているのに、1台でも先に行こうとクラクションをブーブー鳴らしながら、隣の車に数ミリ単位にまで接近してすり抜けていくのである。
私はドアハンドルを力の限り握り締める。100メートル進む間に「危ない！ぶつかる。」と心の中で3回は叫んだと思う。
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しばらく進むと、変なところに車を止めた。
運転手が指差す先を見ると、巨大な看板があった。
しかも、そこに写っていたのは、なじみのある私の顔。隣の看板（世界のホンダ）より大きい。
恥ずかしいような、嬉しいような妙な気分である。
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再び車に乗って、先を急いだ。街に入ると、さらに驚く光景が待っていた。
中央分離帯に並ぶ私の顔………
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少しオーバーに言うと、街中に私の看板が設置されているのだ。
こうなるともう、逃亡犯の指名手配状態である。
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最終回へ続く…]]></description>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Fri, 01 Apr 2011 15:42:26 +0900</pubDate>
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         <title>ヒマラヤ並みの…　　インド出張顛末記　その2</title>
         <description><![CDATA[インドに入って２日目。
今日は、インド講演の初日。
しかも、今回の出張の成否を占うといっても過言ではない重要な講演だ。

午前９時開始予定のため、移動や準備時間を考慮してホテルを６時半出発する。
国内出張の際も、必ず朝風呂に入る習慣なのでインドでもそれに習う。ハッキリ目を覚ますことと、大勢の人とお会いするので心身ともにスッキリして臨むため、そして、しつこい寝癖を直すため。正直言うと、最後の理由がメインなのだが･･･。
ホテルの朝食は、７時からなので食べられず、日本から持ってきた非常食袋から栄養食品（腹持ちの良いクッキーのようなもの）を食べて空腹を紛らわす。ダイエットのために朝食を抜くことも考えたが、逆効果という説があるのを思い出し即却下。
それに、「腹が減っては、戦はできぬ。」である。

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緊張して道中あれこれ思い巡らしていたせいか、思いの外早くホテルに着いた。
７つ星の一流ホテルである。
われわれが泊まっているホテルもセキュリティーは厳重だったが、さらに厳しいチェックが行われる。
トランクやボンネットの中を開け、火薬探知犬による検査を行ったり、鏡を使って自動車の床下を検査したり、非常に念入りだ。聞くところによると、数年前にテロがあったホテルとのこと。
これから行う講演の緊張に、さらに別の緊張が加った。
日本ではなかなか味あわない極度の緊張状態で、講演の準備に入る。

当然、実験のチェックも念入りになる。
特に冒頭に行う実験は、参加者を自分のペースに巻き込むための大切な実験である。
この出来次第で今回の講演の成否が決まると言ってもよいほど重要である。

冒頭で行う2つの実験の一つは、圧縮空気でエンジンを回してヘリコプターを飛ばす実験。
やるからには、最高の飛び方を見せたい。
天井までの高さや部屋の広さを検討し、参加者の頭上を旋回して戻ってきたところをキャッチするという、最高難度の業を練習し始めた。
しかしなかなか思うように行かず、繰り返し実験するうち、６回目か７回目にヘリコプターが変な落ち方をした。
あわてて駆け寄ると何と！エンジンが真っ2つ。
前日の嫌な予感が見事に的中。それも今までになったことがない無残な壊れ具合。
昨夜のスモークマシンに続きこれもインドの地でお釈迦となり、仕方なく補欠機の登場となった。

講演はほぼ予定の時刻に始まった。「予定の時間通りに電車が運行されたり、会議が始まったりするのは日本ぐらいで、多くの国では多少の時間のずれは当たり前。特にインドには“インド時間”というのがあって、開始が多少遅れることを覚悟してくださいね。」と事前に言われていたので覚悟していたのだが、異例の定刻開始。これもインド特有の予想外の出来事か。

開始の挨拶が終わり、いよいよ私の講演の番だ。
不安な気持ちを顔には出さないようにして壇上に上がる。

冒頭のヘリ実験。
補欠機は、頑張って会場を飛んでくれたが、私の手元まで戻ってくるほどのパワーはなかった。
そして、後５回の講演を補欠機で乗り切らなければならないと思うと…。
想定外のことが起きるインドで補欠機が最後まで無事に任務を全うできるのだろうか？
不安はヒマラヤの峰を越えた…。

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ほぼ順調に講演は進み、最後の実験は私の最も好きな実験である、
音を捕まえる蓄音機の実験。
この頃になると、参加者の表情を一人ひとり読み取るような余裕が出てくる。
蓄音機から再生された声に、会場は拍手に包まれた。講演は、初回としてはまずまずの出来のようだ。
さらに終了後、握手攻め写真撮影攻め質問攻めに会い、この講演は成功したのだと確信した。

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海外では、通訳を介すのでまどろっこしい感は否めないのだが、基本的には科学実験を体感してもらう講演である。通訳のパンディアさんの話術も絶妙らしく（私にはよくわからないが…）、時々笑いを誘いながら会場をまとめてくれた。講演が進むうちに、会場が一体となっていく空気が感じ取れ、科学は世界の共通語だと肌で感じた。
まさに「百聞は実験にしかず」である。

まだまだ続く、インドの旅…]]></description>
         <link>http://kids.gakken.co.jp/blog/gksk/chief/2011/03/2.html</link>
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         <category>日記</category>
         <pubDate>Fri, 04 Mar 2011 14:57:11 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
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