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調べ学習

くすりのもとの見つけ方

調べ学習 くすりのもとの見つけ方

くすりって、なにからできているんだろう? どうやって見つけているんだろう?

調べ方

くすりのもとは、天然の素材(そざい)や化合物からさがしている。日本製薬工業協会(にほんせいやくこうぎょうきょうかい)「くすりのもとをみつけるための工夫」のサイトを参考にして、くすりのもとがどのように見つけられているかを調べよう。

くすりのもとをさがす研究者の様子も動画で見てみよう。

まとめ方

くすりのもとを見つける方法について、長所や問題点をまとめる。また、最近新しく行なわれるようになった方法について、具体的にどのように行なわれているか、わかったことをまとめよう。

■くすりのもとをさがす方法

1 天然素材(そざい)からさがす

古代ギリシャ:ヒポクラテスが、ヤナギの皮にふくまれる成分(サリチル酸)にいたみをおさえるきき目があることを伝えた。19世紀末:副作用をおさえるため、化学的に合成されたアセチルサリチル酸(アスピリン)がつくられた。

自然にある植物や動物、び生物からくすりになりそうな成分を取り出す。昔は、ほとんどこの方法でくすりのもとをさがしていた。

◆長所
実さいにある素材からさがすことができるのでくすりのもととなるかくりつが高い。

◆問題点
種類がかぎられている。

2 たくさんの化合物から、コンピュータとロボットを利用してさがす

化合物ライブラリー。ハイスループットスクリーニング:コンピュータせいぎょのロボットが、スクリーニングする。

製薬企業には、これまでの研究の積み重ねでつくった、たくさんの化合物がある。その中から、コンピュータを利用した実験で、くすりになるかのうせいの高い化合物を選別(スクリーニング)する。

◆長所
コンピュータとロボットがやってくれるので、早くかくりつ高くさがすことができる。

◆問題点
スクリーニングしたものが実さいにくすりのもとになるかどうかたしかめるプロセスが必要。

3 シミュレーションで、くすりになりそうな化合物をさがす

実さいにはない化合物を、コンピュータ上で数百万もつくり(シミュレーション)、この中からくすりになるかくりつの高い化合物をスクリーニングする。選別された化合物だけを実さいにつくって、さらに選別する。

◆長所
くすりのもとを見つけるかくりつが高くなる。

◆問題点
シミュレーションしたものが実さいにきき目があるかたしかめる必要がある。

最近行なわれている方法

ゲノム創薬(そうやく)

ゲノムというのは、生き物の性質(せいしつ)を決める情報(遺伝子情報[いでんしじょうほう])のこと。病気などのげんいんとなる遺伝子情報をさがし、それに作用するくすりの開発をする。

たんぱく質の構造(こうぞう)を調べる

大型放射光施設「SPring-8」。兵庫県佐用町にある。円の外周が1436m ある。
画像提供/国立研究開発法人理化学研究所

病気のもとになるたんぱく質の構造を調べて、その病気の治りょうに役立つ化合物をコンピュータでさがす。大型放射光施設(おおがたほうしゃこうしせつ)「SPring-8(スプリングエイト)」は、たんぱく質の構造を調べる代表的な施設。

将来は・・・

AI(人工知能[じんこうちのう])を使って、化合物とたんぱく質の、ぼう大な組み合わせから、こうりつ的にきき目のある組み合わせをさがすことが期待される。

まとめ

くすりのもとをさがす方法には、①天然素材からさがす、②化合物ライブラリーからスクリーニングする、③コンピュータ上で化合物をつくり、シミュレーションし、スクリーニングする、というものがある。コンピュータ技術(ぎじゅつ)の発展によって、くすりのもとをさがす方法が進歩している。

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