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ラクダのこぶには何が入っているの

ラクダのこぶには何が入っているの

ラクダのこぶの(なか)には脂肪(しぼう)(はい)っています。脂肪(しぼう)とは動物(どうぶつ)(からだ)(なか)にふくまれている(あぶら)のことです。ラクダは、(からだ)必要(ひつよう)栄養(えいよう)脂肪(しぼう)にかえて、あのこぶの(なか)にためこんでいるのです。

これは、砂漠(さばく)のような自然(しぜん)条件(じょうけん)のきびしいところで、(なが)(あいだ)()(もの)()べなくても()きていくための、すぐれたしくみなのです。
このようにこぶとして(からだ)の1か(しょ)脂肪(しぼう)(あつ)めておくと、体全体(からだぜんたい)脂肪(しぼう)があるよりも、(からだ)(ねつ)をにがすのに便利(べんり)なのです。(あつ)砂漠(さばく)にすむラクダにはとてもつごうがいいしくみです。また、脂肪(しぼう)()(なか)にあるのは、(うえ)からてりつける太陽(たいよう)(ねつ)をさえぎるのにちょうどつごうがいいのです。
ラクダは、(なが)(あいだ)(なに)()べないでいると、こぶの脂肪(しぼう)(すこ)しずつ使(つか)われて、こぶはだんだんしぼんで、たれたようになるそうです。

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