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鳥に耳はあるの

鳥に耳はあるの

(とり)には(みみ)がないように()えますが、(とり)にもやはり(おと)()くための(みみ)はあるのです。ただ、人間(にんげん)や、イヌ、ネコ、ゾウなどの、ほ乳類(にゅうるい)のような(からだ)外側(そとがわ)にでっぱっている(みみ)は、(とり)にはありません。

なぜないのかというと、(みみ)のでっぱりがあると、(はや)くとぶときに(かぜ)抵抗(ていこう)(おお)きく、じゃまだからと(かんが)えられています。
ふつう、でっぱった(みみ)をもっているほ乳類(にゅうるい)でも、(みず)(なか)(はや)(およ)ぐクジラやイルカには、でっぱった(みみ)がありませんが、(とり)もこれと(おな)理由(りゆう)なのです。
(とり)(みみ)は、わたしたち人間(にんげん)(おな)じように()(うし)ろにあります。小鳥(ことり)ならば、()(うし)ろをふっとふいてみるとあながあいているのがわかります。身近(みぢか)にかっている小鳥(ことり)がいない場合(ばあい)は、動物(どうぶつ)(えん)などに()ったときに、(あたま)羽毛(うもう)のないダチョウやコンドルの()(うし)ろを観察(かんさつ)してみてください。ポカッと(ちい)さなあながあいています。それが(みみ)のあなです。

おうちの(かた)

フクロウの仲間(なかま)(とく)(みみ)発達(はったつ)していて、(よる)獲物(えもの)をとるときには(みみ)重要(じゅうよう)(はたら)きをしています。

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