メニュー閉じる

どうして食事をしなければいけないの

どうして食事をしなければいけないの

人間(にんげん)(うご)くためにエネルギーが必要(ひつよう)です。そのために、エネルギーのもとになる栄養(えいよう)食事(しょくじ)でとらなければならない、というのが、常識的(じょうしきてき)(こた)えでしょう。

この(こた)えでももちろんまちがいではありません。しかし、これでは、病気(びょうき)でねたきりの(ひと)()べなくてもいいことになってしまいます。
()べなくてもいい(ひと)はいませんから、ねたきりで(はたら)かない(ひと)でも、やはり()べなければなりません。なぜなら、(からだ)(なか)細胞(さいぼう)が、たえず()れかわりをしているからです。たとえば、赤血球(せっけっきゅう)という血液(けつえき)(ちゅう)にある(あか)(ちい)さな(つぶ)は、120(にち)(はたら)くと()んでしまいます。赤血球(せっけっきゅう)は、(からだ)(なか)酸素(さんそ)(はこ)大切(たいせつ)(やく)わりをしていますから、()んでしまったら、また(あたら)しいものをつくらなければなりません。つくるためには、当然(とうぜん)材料(ざいりょう)必要(ひつよう)です。この材料(ざいりょう)が、()(もの)として、(からだ)(そと)から()りこまれているのです。
また、(からだ)皮膚(ひふ)も、つねに()れかわりをしています。()(ちょう)などの細胞(さいぼう)も、(すこ)しずつですが()りかえられています。()(もの)()べないと、これらの細胞(さいぼう)交換(こうかん)ができなくなり、(からだ)のぐあいが(わる)くなってしまいます。だから、人間(にんげん)()べなければならないのです。

PAGETOP