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山はどうしてあるの、どうやってできたの

山はどうしてあるの、どうやってできたの

(やま)には(おお)きく()けて2種類(しゅるい)あります。まず、ひとつは火山(かざん)(やま)です。これは、噴火(ふんか)溶岩(ようがん)(なが)れ、その溶岩(ようがん)()(かさ)なってだんだん(たか)くなってできたものです。

火山(かざん)一番(いちばん)有名(ゆうめい)なものでは、まず富士山(ふじさん)があげられます。富士山(ふじさん)は、(おお)きく()けて3(かい)爆発(ばくはつ)によって噴出(ふんしゅつ)した溶岩(ようがん)()(かさ)なって(たか)くなった(やま)です。
(つぎ)に、もうひとつの(ほう)ですが、これは富士山(ふじさん)のようにひとつの(やま)独立(どくりつ)してあるのではなく、いくつもの(やま)がたくさん(つら)なっている(やま)です。このような(やま)山脈(さんみゃく)とよばれていますが、日本(にほん)でも、(きた)アルプスとか(みなみ)アルプスなどがこれにあたりますし、世界(せかい)では、カナダのロッキー山脈(さんみゃく)や、チョモランマ(エベレスト)のあるヒマラヤ山脈(さんみゃく)、ヨーロッパのアルプス山脈(さんみゃく)などが有名(ゆうめい)です。
このような山脈(さんみゃく)火山(かざん)ではありません。つまり溶岩(ようがん)()(かさ)なってできた(やま)ではないのです。これらは、(なが)(あいだ)地面(じめん)にしわがよってできた(やま)なのです。
地球(ちきゅう)表面(ひょうめん)は、1(ねん)に2~20cmほどですが、(すこ)しずつ(よこ)(うご)いています。地球(ちきゅう)表面(ひょうめん)は、まるでジグソーパズルのようになっていて、それぞれのピースがいろいろな方向(ほうこう)(うご)いています。すると、どこかで(かなら)ずぶつかるところができるのです。ふつうは、ぶつかってもどちらかが(した)にしずみこんでしまうのですが、ときどきそれができないような(おお)きなものどうしがぶつかることがあります。この(ちから)は、非常(ひじょう)強力(きょうりょく)で、かたい(いわ)()げてしまうほど(つよ)いのです。
このようにしてできたのが山脈(さんみゃく)(やま)で、日本(にほん)(きた)アルプスや(みなみ)アルプスは、日本(にほん)列島(れっとう)と、伊豆(いず)半島(はんとう)正面(しょうめん)衝突(しょうとつ)でしわがよってできた(やま)であり、ヒマラヤ山脈(さんみゃく)は、アジア大陸(たいりく)とインド大陸(たいりく)正面(しょうめん)衝突(しょうとつ)でしわがよってできた(やま)なのです。

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