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オジギソウはどうしてさわるとおじぎをするの

オジギソウはどうしてさわるとおじぎをするの

オジギソウの()は、つけ()空気(くうき)まくらのような細胞(さいぼう)がついています。

この(なか)には水分(すいぶん)(はい)っており、ふだんはぴんとはっています。()(さき)(ゆび)でさわると、()からじくのところにある細胞(さいぼう)に「さわられた」という信号(しんごう)がとどき、細胞(さいぼう)(なか)水分(すいぶん)片方(かたほう)だけぬけてちぢんでしまうのです。するとちぢんだ(ほう)内側(うちがわ)、ちぢまない(ほう)外側(そとがわ)にしてまがります。このようなしくみで()(うご)きます。この(うご)きは、さわったときだけではなく、(つよ)(ひかり)(ねつ)()たったときにもおきることなのです。
さて、一度(いちど)おじぎをした()はそのままにしておくと、ゆっくり(もと)にもどっていきます。これは、ぬけ()した水分(すいぶん)がまた(もと)細胞(さいぼう)にもどるために、ふくらんでぴんとするからなのです。しかし(もと)にもどるのは非常(ひじょう)にゆっくりで、おじぎのときのように(はや)くはありません。

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