「科学なぜなぜ110番」では、科学についての質問をぼしゅうしています。科学に関係することで、知りたいことやわからないことがあるときは、編集部まで質問を送ってください。
応募の多い質問から、編集部がこのページでお答えしていく予定です。
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静電気はどうしてかみの毛をすいつけるの
世界中にあるすべてのものは、どんなものでも、酸素(さんそ)、水素、炭素(たんそ)、鉄などの、いろいろな原子というものからできています。わたしたちがふだんよく見かける、石ころも、木も、またプラスチックや水やけむり、もちろんわたしたちの体までも、すべてこの小さな原子というものがたくさん組み合わさってできているのです。
この原子というのは、ふつうの顕微鏡(けんびきょう)では見ることはできません。それほど小さいつぶなのです。しかし、この原子をくわしく調べると、プラスの電気をもったつぶと、マイナスの電気をもったつぶとからできていることがわかります。
ふつうは、この原子の中の、プラスの電気とマイナスの電気とは、つりあいながら電気を打ち消しあっています。ところが、ふたつの物をこすりあわせたりすると、プラスの電気とマイナスの電気のつりあいがとれなくなり、電気が外へ出てくるのです。下じきをかみの毛でこすったときも、このようなことが起こっているのです。
まず、下じきをかみの毛でこすると、かみの毛にあるマイナスの電気のつぶが、下じきにうつっていきます。すると、マイナスの電気のつぶが少なくなったかみの毛は、全体としてプラスになります。反対に、マイナスの電気のつぶが多くなった下じきは、全体としてマイナスになります。
プラスの電気をもつものとマイナスの電気をもつものは、おたがいに引きあう性質があります。ですから、かみの毛が下じきにすいついてしまうのです。

