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今年は有名なアニメの主人公ロボット「鉄腕アトム」が生まれた年なんだって。「アシモ」や「AIBO」はいるけど、実際にそんなロボットはできるのかな?ロボットのいろいろ、調べてみよう。 |
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| からくり人形の内部(出典=学研 大人の科学) |
「ロボット」って何?いつ生まれたの?
今年(2003年)の4月7日は、「鉄腕アトム」が生まれた日だ。それは、手塚治虫という有名な漫画家によって、ちょうど50年前に作られたお話の中でのこと。書かれた時は遠い未来だったのに、それがもう来てしまったわけだ。アトムは、自分で考えて行動する、心のあるロボット。みんなの場合、ドラえもんの方がなじみがあるかな。SFやアニメにはすでに欠かせなくなってしまったロボットだけど、いったいいつからあるんだろう。「ロボット」ということばは、1921年にチェコスロバキアの作家が考えた人間のかわりに働く人造人間のこと。日本でのロボットの始まりは、江戸時代のからくり人形だって。1941年には、SF作家として有名なアシモフが、ロボットは、1)人間を傷つけない、2)人間の命令にしたがう、3)1,2に反しない限り自分の身を守る、という「ロボット三原則」を小説に書いた。これが、今でも「ロボット」の基本的な考え方になっているんだ。
産業ロボット・警備ロボット……今活躍しているロボットたち
ガードロボ(警備ロボット)
(出典=綜合警備保障株式会社)
世界で実際に活躍している「ロボット」たちの半分以上は日本生まれなんだって。アニメの話じゃないよ。工場などで利用されている産業用ロボットのこと。熟練のわざを人間のかわりに正確にこなしているんだ。また、水中ロボット、耐放射線ロボット、宇宙ロボット、レスキューロボットなど、人の行けないところで作業するロボットたちもたくさんいる。医療ロボットや、人間の警備員のかわりに夜の無人の会社を守る警備ロボットも、すでに活躍しているんだ。
でも、ロボットが身近なものになったのは、1999年にペットロボットのAIBOが登場したからだね。家の中のロボット(ホームロボット)は、これからどんどん出てくるよ。番竜やMARON‐1は、家の中の状態を外から携帯電話を使って教えてくれる留守番ロボット。老人のいる家を考えて開発中の生活支援型ロボットワカマルも、デビューが近い。ロボットが冷蔵庫のように、一家に一台いるというのも、SFじゃなくなってきてる。
ただ、やっぱり一番気になるのは、ヒューマノイド型、人間の形をしたロボットだよね。
「人間のように動く」ロボットを作る
先日、最新のロボット技術を集めたイベントロボデックスが開催され、ヒューマノイド型のロボットもたくさん登場した。
CMなどで大活躍中のASIMOは、以前より2倍早く歩くようになったし、板などを人間といっしょに運べるアニメチックなデザインのPromet(プロメテ)や、転んでもおきあがる動きが愛らしいSDR、関節が自由に動いて太極拳の動きもできるmorph 3なども注目を集めていた。
実は、ロボットに人間と同じことをさせるのは、とてもむずかしい。一歳児でもできる二足歩行だが、初めてロボットだけでできるようになったのは1996年(ASIMOの前身「P2」)なんだよ。
でも、最近の技術の進化はすごい。ロボットの知識を深めてもらおうと開かれているロボットコンテストには、プロからアマチュアまで、たくさんのロボット愛好家が参加している。なんと、2002年から実施されている「ROBO-ONE」は、二足歩行ロボットによる格闘競技大会なんだ。また、2050年にサッカーワールドカップ優勝チームに勝つロボットチームを作ろうという大きな目標をかかげている「RoboCup」もある。
心のある、友だちになれるロボットをめざして
ロボットの「動き」はかなり人間に近づいている。しかし、「心」の方はどうだろう。最新のASIMOの場合、人の顔を見分けて(顔認識)、相手がバイバイしたらそれに答えられる(ポスチャ・ジェスチャ認識)。ロボデックスでは、たたかれたら痛がり、なでられたら喜ぶ触覚を持つロボットや、相手の気持ちをさっして会話するロボットもいた。けれど、やはりどれも「人間」にはまだまだだ。たとえば、人間なら赤ちゃんでもできること、親の顔や表情を理解することをロボットにやらせようとすると、顔の細かいデータをたっぷり使う、高度なプログラムが必要なんだ。考えるコンピュータ、「人工知能」の研究も、実は「考えるとは何か」、そして「脳はどういうしくみで考えているのか」なんてことから始まっているんだよ。しかし、チェスをして人間と引き分けたり、ちょっとした会話ならコンピュータとわからない人工知能もある。そう、ロボット作りの技術は確実に進化しているんだ。
人間と友だちになれるロボットが登場するのは、まだちょっと先だ。でもそれを作るのは、キミかもしれないね。
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最近になって続々と登場してきたいろんなロボット。そのロボットたちはどのようにして生まれてきたのか,どのような考え方で生まれてきたのか,そんなロボットの世界をあさりよしとおワールドで繰り広げていきます。 |
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「5、6年の科学」に長期に渡り好評連載中の科学まんが。毎回ユニークな専門家が登場して科学解説を担当。3巻では「我輩はロボットである」と題して、ロボット開発や様々な場所で活躍するロボットについて特集。他に時計の科学、食物センイの話など。 |
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最近になって続々と登場してきたいろんなロボット。そのロボットたちはどのようにして生まれてきたのか,どのような考え方で生まれてきたのか,そんなロボットの世界をあさりよしとおワールドで繰り広げていきます。 |
「マインドストーム」は、「レゴ」ブロックで作るロボットキットのこと。子供のころ親しんだおもちゃが元になっているし、パソコンでどう動くかというプログラムも組めるので、大人からこどもまで大人気なんだ。このページから、マインドストームの魅力を知ろう。
日本ロボット学会最新のロボット研究を知りたいならここ。「Virtual Museum of Robots 」では、蛇型ロボットや宇宙探索ロボットまで、全国のいろいろな大学や団体が研究しているロボットたちを見ることができるよ。
NEC Personal Robot Centerパートナー型パーソナルロボット(Partner-type Personal Robot)「PaPeRo」のページ。「NECのロボット技術」のページでは、みんなが使えるロボットのためのいろいろな技術やポイントがわかりやすく紹介されていて、勉強になるよ。
ロボット大すき ロボキッズ宇宙探査などキミの生活から離れたロボットばかりでなく、最近では、ペット感覚で遊んだり育てることのできるロボットまで現れた。最新ロボット図鑑では、いま話題になっている、いろいろなロボットの説明や写真を見て調べることができるぞ。
「鉄腕アトム」の公式ページ。キャラクターや、昔のアトムも見られるよ。
ドラえもんワールド「ドラえもん」の公式ページ。ゲームもたくさんあるよ。
日本科学未来館科学のいろんなことが学べる日本科学未来館のページ。第3回ROBO-ONEはここで行われたんだよ。
大人の科学学研の「科学」読者だった人のための、科学体験キット「大人の科学」のページ
三菱電機 DSPACE宇宙についてのいろいろ知識を、マルチメディア教材をたっぷり使って紹介しているよ。
AIBO Official SiteAIBOの機能を説明したページ「AIBOのなぞ」がおすすめ。
BANRYU開発エピソードの話がおもしろい。プロトタイプの写真もたくさんあるよ。
株式会社PFU「MARON-1」を作っているPFUのページ
三菱重工「ワカマル」を作っている三菱重工のページ
ROBODEX2003「アトムが生まれた年の、人類のパートナーロボット博覧会」ROBODEX2003の公式ページ。
HUMANOID ROBOT「ASIMO」のページ。ASIMOの機能や歴史がわかるよ。
川田工業株式会社「Promet」を作った川田工業のページ。
ROBO-ONE「ROBO-ONE」の公式ページ。参加ロボットの一覧があるよ。
RoboCup日本委員会 公式ホームページ4足歩行ロボットリーグや、RoboCupレスキューなども注目。
人工知能学会「人工知能」の専門的な知識がいっぱい。





