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今、土星探査機「カッシーニ」が土星に近づき、また、火星探査機「スピリット」「オポチュニティ」が、火星表面におりたって、さまざまなデータを地球に送ってきている。太陽系と、惑星(わくせい)探査でわかった火星・土星の最新情報について、調べてみよう。 |
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| 太陽系の惑星。左下から軌道の順。大きさの比率はほぼ正確。(出典=The Nine Planets) |
太陽系の9つの惑星
太陽系っていうのは、太陽と、太陽のまわりをめぐる天体をまとめた呼び名だ。小惑星や彗星もふくんでいるけど、なかでもよく知られているのは、9つの惑星:水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星(てんのうせい)、海王星(かいおうせい)、冥王星(めいおうせい)だね。太陽をまわる軌道が、この順番で遠くなっていて、一番外側の冥王星は59億キロメートルかなたをめぐっているんだ。
たとえば、太陽がゴムボールくらいだとする(約200億分の1、約7センチメートルに縮める)と、地球はビーズより小さい0.64ミリメートルの玉で、7.5メートルのところを回ってる。冥王星は、0.1ミリメートルのちりのようなもので、なんと300メートル先をまわってることになるんだ(冥王星は、地球の衛星(えいせい):月よりも小さいよ)。
火星に水があった証拠を発見!!「生命のあと」はどこに?
マーズ・グローバル・サーベイヤーがとらえた、火星表面の峡谷。かつて水が流れていたあとだろうか?(出典=Mars Global Surveyor(NASA、英語))
火星にはかつて「水」が本当にあったのか、水があったとしたら生命は? これが、火星探査の大きなテーマだ。
去年、火星表面に、長い間川が流れていたような、おうぎ状の地形がみつかった。火星を上空からこまかく調査してきた、マーズ・グローバル・サーベイヤー(1997~)による発見だ。おうぎ状だけではなく、水が流れていたと思える地形もいっぱいあるという。
また、今年はじめに火星表面に到着した探査機「オポチュニティ」の調査で、火星の岩石には、水でけずられたあとや、水の影響を受けたと思われる成分が見つかった。地下水が沈殿してできたらしい「ブルーベリー」と名付けられた石も発見した。地球からでも白く見える極冠(火星の両極地方にある、かんむり状の白い地帯)には、二酸化炭素の氷(ドライアイス)の下に、水の氷が大量にねむっているらしいこともわかった(マーズエキスプレス)。このような調査結果を考えあわせると、どうやら火星にかつて水がたくさんあったことは、間違いがないようだ。
では、生命は? 水があったとしたら、かつて生物がいた可能性は、ぐーんと高くなる。今年7月には、微生物が出した可能性がある「アンモニアガス」が見つかり、もしかしたら生物がいるかも、と、期待は高まってるんだ。今も、極冠の氷の下に微生物がいるかもしれないなんて、ドキドキするね!
土星の輪と、衛星タイタンのひみつにせまる!
「カッシーニ」による土星の映像
(出典=Planetary Photojournal(英語))
土星と聞いて思い出すのは、あの美しい輪だね。この輪は、おもに水の氷(1cmから2mくらい)からできているという。幅が25万キロメートル以上もあるのに、厚さは200メートルほどしかない。こんなレコード板のようなものがいったいどうしてできたのかは、まだよくわかっていないんだ。
今、土星探査機「カッシーニ」(NASA、ESA(欧州宇宙機関)、ASI(イタリア宇宙機関)の共同開発)が、そのなぞを解明するべく活躍中だ。ふたつの新しい衛星を発見したほか、輪のこまかい映像、いびつな形をした衛星「フェーベ」、厚い大気を持つ衛星「タイタン」の情報なども送ってきた。
また今年のクリスマスには、小型探査機ホイヘンスがカッシーニから切りはなされ、衛星タイタンの探査がはじまる予定。タイタンの大気は、地球に生命が生まれた頃によくにている(窒素やメタンなどの有機物質)という。いったい何が見つかるんだろう。楽しみだね。
なぞだらけの太陽系
それぞれの惑星にむかった、たくさんの惑星探査機のおかげで、地上からはわからない太陽系の姿が、だんだん明らかになってきた。
でも、まだなぞはたっぷり残ってるんだ。なにしろ、太陽系やそれぞれの惑星がどうやって生まれたかさえ、まだはっきりわかっていないのだから。そして、いちばん気になるのが、どうして地球だけに生命が誕生したのかってこと。火星に人間がおりたつころ、このなぞをといているのは、もしかしたらキミかもしれないね。
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本書は、宇宙を目ざす人類のロケット開発の歴史。初の有人宇宙飛行、太陽とそのわく星の探査、これから計画されている宇宙開発を解説。資料として、ロケットや人工衛星の飛行の原理と宇宙飛行の方法を解説。 |
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ハッブル宇宙望遠鏡や惑星探査機がとらえた宇宙の鮮明な写真と、最新の研究成果を取り入れた多彩なイラスト・図を満載した図鑑。太陽系から宇宙の構造、天文観測、宇宙開発までやさしく解説した天文学の入門書ともいえる一冊です。 |
星にまつわる伝説や、星座の神話などを集めたページ。大昔からひとびとがいだいてきた、空にかがやく星々と宇宙への熱い思いが、よーくわかるよ。世界各地の日食観察レポートもある。2009年7月22日には、日本でも皆既日食(太陽が月で完全に隠される日食)が見られるんだって! 楽しみだね!
太陽系の9つの惑星とおもな衛星について、基本的なデータをまとめたサイト。必見!!
スタディスタイル★自然学習館(有)ドリームズ・カム・トゥルーが、天体望遠鏡を販売しているページ。「アストロランド」で星と望遠鏡について学ぼう。
つくばエキスポセンター「星のしおり」に天体のミニ知識がわかりやすく紹介されてるよ。
JAXAキッズJAXA(宇宙航空研究開発機構)によるキッズ向けページ。宇宙のことを調べるならまずここへ。
AstroArts アストロアーツ天文の情報なら、最新のニュースから星空、イベントなど、なんでもわかるページ。
国立天文台最新の衛星や、すばる望遠鏡の話題など、天文のニュースと映像がいっぱい。
宇宙開発情報宇宙開発に関するニュースをまとめたページ。「宇宙天気予報」が見られるよ。
日本惑星協会「太陽系のすべて」で太陽系を学ぼう。




