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| 時代劇に「両替商」というのが出てくることがあるって、学校の先生が言っていたような気がするんだけど。 |
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江戸時代の江戸の両替屋は大きく分けて2種類あったんだ。ひとつは幕府や大名の公金をあつかう「本両替」、もうひとつは金銭両替をする「銭両替」だね。財力があったのは「本両替」のほうで、政府におさめるおカネを検査したり、金銀の相場を操作したり、金銀を売買したり、両替したり、だね。あと、大名などのおカネをあずかることもしていた。なかでも有名なのが「三井」だよ。
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江戸時代の両替が使用していた「包銀」。「白銀三枚」と墨で書いてある。銀一枚は161グラムで、一般の取引によく用いられたという。 |
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江戸時代の本両替が使用していた「天保小判五十両包み」。右上の「保字」というのは「天保小判」のこと。側面に両替商が封をしたときの封印がある。 大きさは縦6.0cm、横3.2cm、厚さ3.3cm。 |
(日本銀行金融研究所貨幣
博物館:所蔵) |
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| 「三井」って、のちに「第一国立銀行」ができるきっかけになった「三井組」のこと? |
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| 渋沢栄一みずからが筆写したものを複製した『論語』。87才のとき、知人に配ったという。 |
(写真提供:渋沢史料館)
無断使用をかたく禁じます。 |
渋沢は、幼いころに『論語』を学んでいてね。「利益は独占するのではなく社会に還元すべきだ」という考えをもっていて、経済と道徳を両立させる「道徳・経済合一説」というのを唱えていたんだよ。この考えは、さっきも少し出てきた〈株式会社〉の考え方と一致する部分があった。 |
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| 〈株式会社〉は、株を持っている人たちのものだから、株を持っている比率によって利益は分配すべきだということだよ。 |
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| 〈株式会社〉って、そういう考えのもとでできていたんだね。 |
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| いわゆる「渋沢財閥」を作らなかったのが、その証明だね。 |
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