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富山県(とやまけん)小矢部市(おやべし)で3月、国土交通省が建設中(けんせつちゅう)の「歴史国道・倶利伽羅(くりから)・源平(げんぺい)の郷(さと)」の工事現場(げんば)から小判や金貨など1295枚(まい)が入ったかめが見つかった。
倶利伽羅峠(くりからとうげ)は、源平の合戦の際(さい)、源(みなもと)【木曽(きそ)】義仲(よしなか)が牛の角(つの)に松明(たいまつ)をつけて放った「火牛攻(ひうしぜ)めの奇襲(きしゅう)」で平氏を破(やぶ)ったことで有名な場所。江戸時代(えどじだい)の小判をはじめ、二分金や一分銀など1194枚(まい)。明治時代の十円金貨も計101枚あった。古銭業者(こせんぎょうしゃ)の話では、総計(そうけい)3700万円以上の価値(かち)がある。発見場所には、江戸時代から明治時代にかけて豪農(ごうのう)が屋敷(やしき)を構(かま)えていたという。
小判などが見つかったのは国土交通省の案内所の建設用地(けんせつようち)。歴史国道を整備(せいび)するために、2000年10月、富山市の坂田アケ生(あけお)さん【86歳】から国が土地を買い上げていた。小判を発見したのは工事作業員の2人。富山県警(とやまけんけい)小矢部署(おやべしょ)は8月に、見つかった小判など計1295枚を、土地を所有していた坂田さんに返還(へんかん)した。発見した作業員2人には、坂田さんから報労金(ほうろうきん)が支払(しはら)われた。なお、坂田さんが小判などの所有者であることが証明(しょうめい)されなければ、半年後には国の所有になるところだった。
(参考:朝日新聞、毎日新聞ほか)

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かめの中から見つかった小判や金貨など
写真:共同通信社
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