ナレーター
テレビコマーシャルや映画(えいが)、テレビ番組などに、声でコメントや言葉をのせる仕事。最近は、声優(せいゆう)やアナウンサーがつとめることが多い。
人をひきつけられる魅力(みりょく)のある声の持ち主。声だけですべてを表現するため、表現力が豊かで、必要とされている声をすぐに出せるはんだん力も必要だ。
声で映像(えいぞう)のイメージを伝える
テレビコマーシャルや映画、テレビ番組、ラジオなどで、映像のイメージを声だけで伝えるのが仕事だ。印象(いんしょう)にのこる声でありながら、映像のじゃまにならないように、そのおもしろさを言葉で表現しなければならない。短い時間内に番組のすじや場面、登場人物の心理などを説明しなければならないことが多いため、時間内にピッタリあわせられるように原稿(げんこう)を読むぎじゅつももとめられる。
養成所やスクールに通う
特に学歴や資格(しかく)は必要ないが、何の経験もなく飛びこみでナレーターになれる可能性(かのうせい)はほとんどない。ナレーションのスクールやタレント養成所、アナウンスのせんもん学校などで、まずは発声技術を学び、オーディションを受けて合格するのがいっぱん的な方法だ。
声優やアナウンサーがナレーターをつとめることも
近年のテレビ番組では、せんもんのナレーターではなく、声優やアナウンサーがナレーターをとつとめることがふえている。声優やアナウンサーを目指すのも一つの方法だ。また、芸能プロダクションやタレント事務所に所ぞくしながら、活動していく手もある。
けっこん式やイベントの司会などのニーズも!
ナレーターは、映像やラジオの仕事だけではなく、けっこん式やイベントの司会などによばれることもある。地道に仕事をつづけていけば、知名度があがって仕事もどんどんふえていくだろう。
「味」のある声がもとめられる
近年は「味」のある声を持つ俳優(はいゆう)やタレントが、ナレーターをするケースも出てきた。そのぶん、ナレーターを職業にしている人にとっては、仕事がへってきてしまっていると言える。だが、しっかり言葉を話せたり、機転のきくコメントができる人であれば、ナレーターとして活やくすることができるだろう。声には「人」があらわれる。自分の人間性をみがいていくことも、つねにもとめられていく。
仕事内容、経験、知名度によってさまざまだが、1日1万5000円~8万円くらいと言われている。つまり、月に20日間はたらいた場合、月収はさいていでも30万円くらいになる。番組のナレーションをする場合は、番組単位でギャラがしはらわれることもある。
仕事次第。けっこん式やイベントの司会をするときは、土日が仕事になることも。
テレビ局、ラジオ局、番組制作会社、録音スタジオなど。
タレントなどとはちがい、ファンの人気あっての職業ではないため、仕事にえいきょうが出ることはない。休日出勤が多いため、家族の理解が必要だ。

