第2回
農家/農園経営者
笠原秀樹(かさはら ひでき)さん、純子(じゅんこ)さん
/ 自然農園レインボーファーム
1 農業は楽しい!
|
みんなが「おいしい!」といってくれる

純子さん:会員さんには「虹色の畑より」というおたよりを送っているんですが、それをもじって「虹色の食卓より」という手紙をくれた方もいます。「2才の子どもは野菜が大好き」とか「トマトを家族で取り合いました」なんて書いて
あって、本当にうれしいですね。
野菜から人の輪が広がる
秀樹さん:ぼくらが作っているのは商品ではなく食べ物です。野菜をただ売るだけでは味気ないですから、買ってくれる人とできるだけ顔をあわせるようにしています。
純子さん:そうすると親せきみたいな関係になって、子どもが生まれたとき、洋服のお古をくれたり、「元気にしてる?」なんて心配してくれたりするんです。「売る−買う」という関係をこえた結びつきが生まれるんですね。
純子さん:そうすると親せきみたいな関係になって、子どもが生まれたとき、洋服のお古をくれたり、「元気にしてる?」なんて心配してくれたりするんです。「売る−買う」という関係をこえた結びつきが生まれるんですね。
自分のリズムで生活できる
秀樹さん:ぼくは前に会社員をしていましたが、そのころにくらべると農家はいいことだらけです。通勤時間はゼロだし、家族と1日中いっしょにいられるし、上司もいない。命があるものの世話をするわけだからまとまった休みはとれないけど、毎日が仕事で毎日が休みみたい。自分のリズムで生活できるのがうれしいですね
子育てしながら働ける
純子さん:私の父は会社づとめをしていたので、小さな私には父が会社でどんな仕事をしているかわからなかったんです。でも、農家の暮らしなら子どもに父親の働くすがたを見せてあげられる。これはとても大切なこどだと思います。
子育てとの両立は大変だけど、いっしょに働いていれば、彼に「ちょっと見ててね」ったのめて、少し楽ができる。親の気持ちのゆとりは子どもにも伝わると思います。
子育てとの両立は大変だけど、いっしょに働いていれば、彼に「ちょっと見ててね」ったのめて、少し楽ができる。親の気持ちのゆとりは子どもにも伝わると思います。
自然を体で感じられる
純子さん:うちはひとつの畑でいろんな野菜を育てるので、どこに何を植えるかで畑の表情が変わります。野菜が大きくなって、色とりどりのにぎやかな畑のすがたを見るのは楽しいですよ。かつて農業研修した先では、「畑をキャンバスと考えて」と教わりました。
秀樹さん:土や植物にじかにふれて、ニワトリの体調を鳴き声でチェックして、できた野菜を味わって……。五感をフルに使って、自然をまるごと体で感じられるのも農業のおもしろさだと思います。
秀樹さん:土や植物にじかにふれて、ニワトリの体調を鳴き声でチェックして、できた野菜を味わって……。五感をフルに使って、自然をまるごと体で感じられるのも農業のおもしろさだと思います。
|

