第9回
プロ野球選手
久保康友(くぼ やすとも)さん
/ 千葉ロッテマリーンズ
1 走攻守の総合力の勝負
真新しいユニフォーム。背番号は16。(千葉ロッテマリーンズ 提供)
プロ野球界に入るとき、「何年かけてもいいから、ぜったいにチームを日本一にしたい」と目標を立てていました。それが1年目で実現してしまった(笑)。もちろんみんなが一丸となって戦った結果なんですけど、新人のぼくは無我夢中(むがむちゅう)でしたね。精一杯やっていたら優勝していたという感じです(笑)。
チームがリーグ優勝し、日本シリーズも優勝。さらにアジアシリーズでも優勝したうえ、ぼく自身も新人王をいただくことができました。野球人として最高の年! 勝つことのおもしろさ、それもチームみんなで力を合わせて勝ちを収めるという野球ならではの楽しさをぞんぶんに味わえた1年でした。
打つ、守る、走る、投げる——これほどいろんな動きが要求されるスポーツって、野球以外にないと思います。野球をしていれば、大体どんなスポーツもできるんじゃないかな。だから、ぼくは野球が一番むずかしいスポーツだと思っています。スポーツとしての奥深さが野球の魅力(みりょく)だと思うんです。