第35回
ゲームプロデューサー
山本 正美(やまもと・まさみ)さん
/ソニー・コンピュータエンタテインメント
1 ゲームってどうやって作るの?

「プレイステーション」でおなじみのソニー・コンピュータエンタテインメントという会社で働いている山本正美(やまもと・まさみ)です。
ぼくはゲームで遊ぶことも、友だちを楽しまることも大好きな子どもでした。だから1日じゅうゲームのことを考えていられるこの仕事につけて幸せ。でも、スタッフをまとめる立場としては、なかなか大変なこともあるんですよ。今日はゲーム制作の舞台裏(ぶたいうら)をお見せしましょう。
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アイデア作りから発売までの流れ

大まかな仕事の流れは次のとおりです。

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スタッフと自由に意見を出しあってアイデアを大きくふくらませ、その後、いいと思うアイデアをしぼりこんでいきます。
たとえば『勇者のくせになまいきだ。』というゲームは、「魔物(まもの)」を育てて、生態系をこわしにくる「勇者」をたおすという、ふつうのゲームとは反対の発想から生まれています。スタッフの1人が「ビオトープをテーマにしたゲームを作りたい」と言い出したのがきっかけで、そこからみんなで話をふくらませていきました。
企画書をもとに社内でプレゼンテーション(説明してよさを伝えること)をおこないます。人気ゲームや販売店(はんばいてん)の動きをよく知る人、ゲームのおもしろさをアピールする人など、さまざまな部署の人に企画をチェックしてもらうのです。