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第36回
弁護士

伊豆 隆義(いず・たかよし)さん /東京グリーン法律事務所

4  弁護士になるには!

 
弁護士ってカッコいいけど、なるのはカンタンではなさそう……。

伊豆さん、この仕事につくためのアドバイスをいただけませんか?
 
 

社会のしくみを知る努力をしよう

弁護士の資格があって法律をよく知っているだけでは、一人前の弁護士にはなれません。世の中で起こるあらそいごとや事件は多種多様ですから、いつも社会に広く興味を持って、いろいろな仕事や組織のしくみや実態を知っておくことが大事なんです。

そのために、高校生や大学生になったら、いろいろなアルバイトを経験することをオススメします。アルバイトを通じて社会の動きやしくみがよく見えますし、人間としても成長できます。人とのつきあい方も学べるので、その経験が弁護士になったときに生きると思いますよ。

とくに最近はインターネットの発達などによって社会の国際化がすすみ、問題やトラブルもどんどん複雑になってきています。法律の知識だけではとても対応できないので、いろいろな経験をして社会のしくみや世の中の流れを知ることが大切なんです。
 

クラブ活動をがんばろう!

クラブやサークルなど勉強以外の活動も、弁護士になったとき役立ちますよ。ぼくは高校では山岳部(さんがくぶ)に入っていました。山登りは危険がともなうので、事前にしっかり調査して、きっちり計画を立てます。でもいざとなると、体調が悪い人やケガ人が出たり、天気が悪くなるなど、予想外のことが起こります。

そういうとき、どう行動するのがベストか考え、判断しなければなりません。この「調査」「計画」「考える」「判断する」という流れを、学生のうちにたくさん経験できたのが、問題解決を仕事とする弁護士になってからとても役立ちました。
もちろん、勉強も大事です(笑)。弁護士の仕事には、物事を「論理的に考える」つまり「きちんとすじ道を立てて考える」ことが欠かせません。計算とか図形の証明問題と似ているところがあるので、算数や数学をしっかり勉強しておくといいですよ。

弁護士は、なるのも続けていくのもカンタンではありませんが、「こまっている人を助けられる」「弱い立場の人を守れる」ことは、なによりの喜びです。これからも一人ひとりの人権を守るため、よりよい社会をつくっていくためにがんばっていきたいと思います。
 
 
伊豆さん、どうもありがとうございました!
他にも、いろいろな職業を特集しているよ。ぜひチェックしてみてね。

取材日:2007年11月12日
取材/文:陶木友治/撮影:菅野豊
 
 
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