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今年の夏からおよそ6ヶ月間、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する星出宇宙飛行士が、1月25日、筑波宇宙センターで記者会見を行ったよ。アメリカやロシアなどで訓練を続けている星出宇宙飛行士にとって、今回が打ち上げ前最後の日本での訓練となる予定だ。日本での最後の記者会見で、長期滞在への抱負や、宇宙での活動の説明、さらに宇宙が大好きなきみ達へのメッセージも語ってくれたよ。

星出彰彦(ほしであきひこ)宇宙飛行士は、1968年生まれ。1992年に宇宙開発事業団(現在のJAXA)に入社し、H-IIAロケットの開発や宇宙飛行士の活動の支援(しえん)をする仕事などを経験している。1999年、国際宇宙ステーションに搭乗(とうじょう)する宇宙飛行士の候補(こうほ)として選ばれ、2001年に宇宙飛行士になったよ。2008年にはスペースシャトル「ディスカバリー号」に搭乗(とうじょう)して、国際宇宙ステーションで「きぼう」日本実験棟を組み立てる仕事を行っている。
星出宇宙飛行士にとって、今回は2度目の宇宙。星出宇宙飛行士は、「自分も組み立てに加わった「きぼう」が、今どのように使われているかをこの目で見られるのが楽しみ」と、語っていたよ。

↑ 2008年。「きぼう」の船内実験室と星出宇宙飛行士をのせて国際宇宙ステーションに近づくスペースシャトル「ディスカバリー号」
提供:JAXA/NASA

→ 2008年。国際宇宙ステーションに取り付けられたばかりの「きぼう」の船内実験室でロボットアームの操作をする星出宇宙飛行士。
提供:JAXA/NASA

クリーンルームで小型衛星放出機構の説明をする星出宇宙飛行士。
国際宇宙ステーションでの星出宇宙飛行士には、たくさんの仕事が待っている。国際宇宙ステーションで行わる科学実験や、国際宇宙ステーションを運用するための仕事、それに、わたし達一般の人や子ども達に、宇宙のすばらしさや不思議を伝えるための実験や交信など、いろいろな活動が、分刻みで進められていく。
その中で、今回特に注目されているのが、「きぼう」からの小型衛星放出ミッションだ。 星出宇宙飛行士は、このミッションのための「小型衛星放出機構(こがたえいせいほうしゅつきこう)」とよばれる装置を宇宙で組み立てる予定だ。この装置は、たて、横、長さ10cmずつの小さな衛星4機と、たて、横が10cm、長さが20cmの衛星1機を、ロボットアームを使って宇宙空間に放出するためのもの。この装置についても、この日、星出宇宙飛行士がていねいに説明してくれたよ。
この装置を使った人工衛星の放出は、「きぼう」のエアロックというとびらを使うので、宇宙飛行士が外国際宇宙ステーションの外に出ないで行うことができるんだ。
さらに、打ち上げの衝撃(しょうげき)から守るように梱包(こんぽう)して宇宙に運べるから、ロケットから直接人工衛星を打ち出すよりも、人工衛星にかける負担を少なくすることができる。今回の人工衛星の放出は、これまでにない画期的(かっきてき)なものなんだ。
小型衛星が放出されるようすを、CGムービーで見てみよう!
「宇宙の闇を見つめたとき、底のない闇の深さに、吸い込まれるような恐怖感を感じた。その時ふと地球を見ると、その地球がかけがえのない、とても大切なものであることを改めて感じることができた。地球は刻々と表情を変え、昼があれば夜があり、海があり、森や山や町があり、非常に美しかった。前回は短い宇宙滞在だったので、今度の長期滞在では、もっとゆっくり地球を眺めたい。」星出宇宙飛行士は、4年前に宇宙から地球を見たときの印象と、今回の長期滞在について、このように語った。
そして、子ども達へのメッセージを聞くと、「子ども達に見てもらうためのふしぎ実験や交流イベントについては、今、いろいろと計画を立てているところです。子ども達には、宇宙や技術、科学や冒険に、興味を持って、夢を持ってもらいたい。そのために、自分はツイッターなどを使って、自分が宇宙で見たもの、聞いたこと、感じたことを、たくさん伝えていきたい」と、話してくれたよ。
星出宇宙飛行士のツイッターは、下から見ることができる。星出宇宙飛行士の見たものや感じたことを、キミもいっしょになって、見て、感じてみよう!
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