3DVRたんけん隊は、鍾乳洞(しょうにゅうどう)などのいろいろな場所を、まるでその場にいるかのような感覚でたんけんできるコーナーだ。さあ、太古(たいこ)の昔からある神秘(しんぴ)の世界、「日原鍾乳洞」のたんけんに出発しよう!

3Dとは3次元〔Dはdemention 次元の略(りゃく)〕、VRとはバーチャルリアリティ〔virtual reality 仮想現実(かそうげんじつ)の略〕のこと

日原にっぱら鍾乳洞しょうにゅうどう

クリックして日原鍾乳洞へ入ろう!

東京都指定天然記念物日原鍾乳洞とは?

東京都の西、奥多摩(おくたま)にある、関東地方ではもっとも大きな鍾乳洞のひとつ。全体の長さはおよそ1270m(メートル)、高いところと低いところの差はおよそ130m。歩いて40分ほどで見学できるよ。
気温は1年中およそ11℃。夏は外との温度の差が大きくなるので、見学に行くときは寒さ対策(たいさく)もわすれずにしよう。
雨のふった日のつぎの日は天じょうからの水滴(すいてき)が多くなるので、カッパをもっていくといいよ。年中無休。

3DVRでは
見られなかった
たんけんしてみよう!

※新洞とは、日原鍾乳洞の中で、
1962年に新しく見つかった部分のことだよ。

長い年月をかけてできた
いろいろな形の鍾乳石(しょうにゅうせき)

鍾乳洞の天井(てんじょう)からしたたり落ちる水には、石灰分(せっかいぶん)がふくまれている。何万年何億年という長い年月をかけて、それらがさまざまな形の石になる。これが鍾乳石。

できかたによってちがう鍾乳石の種類

  • つらら石:天井から下がっている鍾乳石
  • 石筍(せきじゅん):下から上へ筍(たけのこ)のように のびている鍾乳石。同じ場所にしたたり落ちた水の中の石灰分が石になったもの
  • 石柱:つらら石と石筍がつながったもの

鍾乳⽯の種類がわかったところで、その特ちょう的な形のちがいから名前がついた、いろいろな鍾乳⽯を⾒てみよう!

(せき)(もり)()(ぞう)
(りゅう)(おう)()
(しら)(たき)
(こん)(ごう)(つえ)

つらら石が1cmのびるのに約70年、石筍が1cmのびるのに約130年かかるといわれている。この写真のまん中にある金剛杖は、長さ2m50cmにもなる石筍。石筍ができるのに、約3万2500年かかる計算だ!

(びゃく)()(かん)(のん)

照明のため黒ずむ鍾乳石

鍾乳石はもともと白い。でも観光用の照明がつけられ、その光が当たると、黒く変色することがあるんだ。これは、光が当たることでバクテリア(シアノバクテリア)という生き物がふえて、黒っぽい物質(トゥファ)がつくられたからなんだ。

白衣観音と名づけられた、ひときわ大きい石筍。これももとは白かったんだろうね。

(せい)()(だん)(そう)
(むら)(さめ)()

岩と岩の間の大きなすきまや、大きなくぼみが見られるところがある。とけた石灰岩の大きさや、地下水の流れ方などで、さまざまな形の空間ができるのだろう。

鍾乳洞のでき方

海の中でサンゴや貝などの死がいが積もると、石灰岩(せっかいがん)ができる。この石灰岩の地層(ちそう)が、地殻変動(ちかくへんどう)によってもり上がると、陸地になることがあるんだ。

石灰岩は、酸性(さんせい)の液体にとける性質(せいしつ)がある。

いっぽう雨は、空気中の二酸化炭素(にさんかたんそ)がとけると、弱い酸性になる。そのため、石灰岩の地層のわれ目に流れこんだ雨は、長い年月のあいだに石灰岩をとかしていく。

地下に流れこんだ酸性の水は、少しずつ石灰岩をとかし、大きな空洞(くうどう)をつくっていく。

地殻変動で土地がふたたびもり上がったりすると、水がさらに深い場所へ移動(いどう)することがある。するとそれまで水があったところが空間になる。これが鍾乳洞だ。

3DVRの使い方

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