災害に強い家ってどうつくるの?「一条工務店」のスゴイ技術と実験!
台風や豪雨による洪水や地震……。災害ってとても怖いよね。大雨が降ってもびくともしない、地震が起きても壊れない、そんな災害に強い家に住めたら安心だよね。でもそんな家あるのかな……?
今回は「災害に強い家」をつくっている会社「一条工務店」のとある体験施設に、おしごとキャプテンとアヤノちゃんが潜入!どうやって「災害に強い家」をつくるのか、本当に「災害に強い家」なのか、徹底的に調査してきたよ!
大雨や洪水でも大丈夫!水が入ってこない・流されない家って?

初めまして!日本全国で、家づくりをしている一条工務店の中竹です。わたしたちは、お客様が安心して暮らせるように「災害に強い」家づくりの技術を磨いています。

よろしくお願いします!ところで災害に強い家ってどういうこと……わ~!先生!!めっちゃ雨が降ってきた!ここは、どこですか??


ここは、浜松にある「ハウジングテクノロジーセンター」です。一条工務店の家づくりの技術をお客様が体験できる場所で、全国に10か所以上あるんですよ。

ちゃん
先生!!そうこうしている間にどんどん水が!!大変!家の中に水が入ってきちゃう!

あわてなくても大丈夫!一条工務店の家は、水害に負けない技術があるので、水は入ってきません。

窓や玄関があるのに、水が入ってこないってどういうこと!?

体験したほうがわかりやすいと思います。さっそく、家の中に入ってみましょう!!

ちゃん
あれ……!?本当だ!!家に水がまったく入ってこない!なんで?


まず、水が入ってくる隙間を徹底的に無くしています。それから、トイレや洗面所から家の外につながるパイプも、水が中に入ってこないようなしくみになっているんですよ。

ス、スゴイ!!確かにこれなら、家の中が水浸しにならなさそう……。

そしてさっきから、なんだか家がゆらゆら動き始めたと思いませんか?実は今、家が浮いてるんです!

ちゃん
浮いてる!?大丈夫なんですか!?


家のまわりの水かさが増すと、浮力で家が浮いてしまうんです。

家が水に浮いたら、流されて危ないんじゃ……。

そうならないように、地面に設置されたポールで家をつなぎとめているんですよ。水が引いたらほぼ同じ位置に着地します!

本物の家で…!?地震に強い家をつくるための実験

ほかにも、今まで起きた災害や、これから起きるかもしれない災害を想定して、あらゆる災害に強い家をつくっています。
たとえば、地震もそのひとつ。まずは、震度7の地震の揺れを体験してみましょう。

うわー!震度7の揺れって立っていられない……。

一条工務店では、地震で壊れない家をつくるために、実際に家を建てて、実験をしています。

ちゃん
本物の家で実験しているなんてスゴイ!!でも、どんな実験をしているんですか??

地震には、ドン!と揺れたり、ゆっくり長く揺れたり……ほかにも縦揺れや、横揺れなど、いろんな種類があります。どんな地震がきても大丈夫なように、いろんな種類の地震で実験をしているんですよ。


何度も実験を繰り返すことによって、さまざまな課題に気づくことができます。

課題を解決するために研究や実験をしているから、技術もどんどん成長してパワーアップしていくんだね!
災害に備えるだけじゃない!災害の後の生活も想定した家づくり

「災害に強い家」をつくるために、実はもう一つ大事なポイントがあります。それは、災害が起きた後の暮らしまで考えることです。

ちゃん
災害が起きた後……?

電気やガス、水道が止まってしまったりするけど……まさか一条工務店の家はそこまで考えているんですか?

もちろん!!太陽エネルギーで電気をつくるソーラーパネルから、電気をためておける蓄電池、非常時にも水が使えるエコキュートや、倒れない家具まで……。一条工務店がつくる家には、たくさんの技術がつまっているんですよ!

どこまでも災害に強いな、ICHIJO!!もはや最強だよ!みんな!

わたしたちが、災害に強い技術を磨いてこられたのは、あらゆる災害やその後の生活まで想定して研究・実験を続けてきたからです。
でも、いくら災害に強いといっても、命を守るためには、まずは避難することが大切です。みなさんも、ぜひ災害を想定して避難訓練をしたり、地域のルールを確認したりしてくださいね。

お客様の「一生に一度の夢」を叶える仕事

「災害に強い家づくり」のために研究や実験を重ね、技術を磨く一条工務店。中竹さんは、そんな一条工務店の家の特徴やよさをお客様にわかりやすく伝える仕事をしているんだって。

「家」はわたしたちにとっていちばん身近なもの。みんなが安心して快適にすごせる家をつくる仕事に、やりがいを感じてこの仕事を選びました。
お客様にとって、家を建てることは「一生に一度の夢」と言ってもいいほど大きなイベント。そんなお客様に寄り添って、一緒に夢を叶えるのがわたしたちの仕事です。
とはいえ家の構造やしくみはとても難しいので、わかりやすく説明するのが大変なときもあります。でも、だからこそ、一条工務店で家を建ててくださったお客様から「一条工務店にしてよかった」「安心して快適に暮らしています」と言ってもらえると、とてもうれしいです。
一条工務店が大切にするSDGsの取り組み

「災害に強い家づくり」のために徹底的に研究や実験を繰り返している一条工務店の事業活動は、SDGsの11番目の目標である「住み続けられるまちづくりを」に当てはまるね。”だれもがずっと安全に暮らせて、災害にも強いまちをつくろう”という思いは、世界共通の願いだね。
また、災害後の生活を想定して設置されている太陽光パネルは、SDGsの7番目の目標である「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」で推奨している「再生可能エネルギー(使っても減らず、二酸化炭素を排出しないエネルギー源)」だ。

さらに一条工務店では、ほとんどの建築資材を自社グループ工場でつくったり、家を建てる時に出る廃棄物を新しいものへリサイクルしたりもしているんだって。この取り組みは、SDGsの12番目の目標「つくる責任、つかう責任」にも当てはまるよ。

SDGsを意識せずにやってきた事業活動が、結果としてSDGsの理念とも合致している点もすごいんだ。
Profile 一条工務店の企業プロフィール
一条工務店(いちじょうこうむてん)
静岡県浜松市に本社を構えるハウスメーカー。「家は、性能。」を目標に、日本全国でみんなが安心して住める「災害に強い家づくり」をするために、実験を繰り返しながら技術を磨いている。
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Questions 一条工務店に質問を送ろう!
「災害に強い家づくり」のために研究・実験を繰り返す一条工務店の仕事に関する質問をしてみよう。「研究ってどう進めるの?」「実験はどこでやっているの?」などなど、ギモンに思ったことや知りたいこと、なんでも気軽に投稿してね!
今残っている中で一番古い展示場は、浜松市南区にある浜松信陽展示場で、築39年です!(2023年9月時点)
その失敗の経験をもとに、ほかにも家が浮かない方法をたくさん試しましたが、なかなかうまくいきませんでした。そこで、「家をあえて浮かせる」という逆転の発想でたどり着いたのが、今の耐水害住宅浮上タイプなんです!
数えきれないくらいたくさんの実験と失敗を繰り返して、耐水害住宅は完成しました。でもここで終わりではなく、よりよい家をつくるために、これからもたくさんの実験をしていきます!
また、浮上タイプの耐水害住宅はさらに強く、「建築基準法で求められている2.0倍程度の強度の建物」として設計をしているんですよ。
床上浸水してしまうと、復旧に1000万円以上かかることもあります。そんな被害を少しでも多く防ぐため、耐水害住宅は、シンプルな仕組みでメンテナンスをしやすく、価格を抑えた仕様を目指して開発されました。
浮上タイプの耐水害住宅は、2階建・30坪の建物の場合、約70万円で採用していただけます。(2023年5月時点の価格)
家を建築する地域によって、採用できる条件が異なりますので、詳しくはお近くの展示場までお気軽にお尋ねください。一条工務店のホームページからもお問い合わせいただけます。
たとえば、風が強い時に、しゃがんで小さくなるより、手足をいっぱい広げた方が、いっぱい風の力を受けますよね?家もそれと同じです。大雨や水害は、台風がくるときに発生することも多いです。だから、係留ポールは、台風みたいな強い風が吹いても壊れないように考えられているんですよ。
あと、川の堤防が壊れて水が流れてくることもあります。水が1秒間に1~2mの速さで流れてきても、係留ポールが壊れないようになっています。でも川のすぐ近くだと、水の流れがもっと速くなる危険もあります。だから、そういう危険なところには「家を建てない」ということを一番大切にしているんですよ。
また、現場での作業が少なくなるので、コストの削減や工期の短縮もできるんですよ。