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実験

ハイポトニック飲料を手づくりしてみよう

実験 ハイポトニック飲料を手づくりしてみよう

夏は暑いので汗(あせ)をかきやすく、体にとって大事な水分も塩分も失われるよ。吸収のよい手づくりハイポトニック飲料*を作ってみよう。

実験方法

夏は暑いので汗(あせ)をかきやすく、体にとって大事な水分も塩分も失われるよ。だから水分と塩分の両方をとるようにしたいもの。しかもなるべく早く吸収(きゅうしゅう)できるといいね。ふつう水分は大腸から吸収されるけれど、砂糖(さとう)を少し加えることで、大腸より前に水分が通る小腸からの吸収が高まり、水分を早く吸収できるんだ。吸収のよい手づくりハイポトニック飲料を作ってみよう。

ひと口メモ
世界には、安全な水が飲めないため、下痢(げり)などで脱水症状(だっすいしょうじょう)を起こし、死んでしまう乳幼児(にゅうようじ)が多い。ユニセフでは、そんな子どもたちのために、ま水より25倍吸収率(きゅうしゅうりつ)の高いといわれる「経口補水液」を用意している。それを基準(きじゅん)に作ってみよう。

・水1L に約2.5g(茶さじ1ぱい=小さじ2分の1)の塩と約20g(小さじ4 はい)の砂糖をとかしたものが、ユニセフの経口補水液。これを基準に、塩の量がことなる3本のハイポトニック飲料を作り、飲みくらべてみる。
・おいしく飲むために、レモンなどの果汁(かじゅう)を少し加えてみる。

用意するもの

塩、砂糖、 小さじ

*1g単位で量れるはかりがあれば、それを使う。
*小さじは約5mL。これで計ったものを、約5gと考える。
*小さじ2分の1を計れる茶さじや、小さじ4分の1をはかれるさじがあれば、それを使うと便利。

水、水1Lが入るペットボトル3本、レモン(1Lあたり半分くらいをしぼる)

まとめ方

実際に飲んでみて感想を書く。
気温や天気、自分がどんな状態のときに飲んだかを書きこんで、表にしてまとめる。

●たとえば、下の〈例〉のようにしてみよう。

<例>

■きっかけ

夏は水分補給をまめにして、熱中症をふせぐようにといわれます。糖分が少なめで、吸収のよい手作りハイポトニック飲料を作ってみたいと思いました。

■作り方

3つのペットボトルに1Lずつ水を入れ、それぞれに塩1g、2.5g、5gの塩を入れます。
3つとも砂糖20gとレモン果汁を加え、ふってとかします。

■結果

①水1Lに1gくらいの塩、20gの砂糖をとかし、レモン汁をしぼったもの
②水1Lに2.5gの塩、20gの砂糖をとかし、レモン汁をしぼったもの
③水1Lに5gの塩、20gの砂糖をとかし、レモン汁をしぼったもの

これを冷蔵庫に入れ、何日かに分けて飲みくらべました。

■わかったこと

・暑さ、汗のかき方などで、味の感じ方は変わることがわかりました。
・砂糖は少しではあま味を感じにくいけれど、塩は少しでも塩味を感じると思いました。

■次の研究

レモン以外の果汁を入れてみたいと思います。

実験の進め方のコツを見てみよう

実験のまとめ方の例を見てみよう

もっとくわしく

*ハイポトニックとアイソトニック
体液(たいえき)の塩のこさは、約0.9%。アイソトニック飲料は、糖分と塩分を合わせて、体液とほぼ同じこさ(浸透圧:しんとうあつ)にした飲料なので吸収がよい。しかし、汗を多くかいたときは、体液がうすくなっているので、アイソトニック飲料よりうすいハイポトニック飲料の方が吸収がよくなる。また、とう分が多いと胃にとどまる時間が長くなるけれど、ハイポトニック飲料は、アイソトニック飲料よりもとう分がうすいので、その分早く小腸へ行き、吸収が早くなる。
 

実験をするときの注意

実験をする前に必ずおうちの方といっしょに読んでね。

  • 実験をするときは、必ずおうちの人に実験することを伝えておこう。
  • 実験に使う材料(ざいりょう)や道具などは、使ってよいものかどうか、おうちの人ひとに確(たし)かめよう。
  • 火や化学薬品、電気製品(せいひん)などを使うときは、かならずおうちの人といっしょにしよう。
  • つまようじやフォーク、シャープペンシルのしんなど、先のとがったものを使うときは、けがをしないように気をつけよう。
  • はさみやカッターナイフを使うときは、けがをしないように気をつけよう。
  • むずかしい実験をするときは、おうちの人に手伝ってもらおう。
  • 実験に使った食べ物などは、絶対(ぜったい)に口に入れないこと。
  • 実験が終わったらきちんとあとかたづけをし、実験に使ったものを、家族が口に入れたりしないように気をつけよう。
  • 実験で使ったものや作った作品は、小さい子の手のとどかない場所にしまうこと。
  • 実験をしたあとは、必ず手をよくあらうこと。
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