PR

  メニュー閉じる

観察

恐竜化石が見つかった
北海道むかわ町で化石発くつ

観察 恐竜化石が見つかった<br>北海道むかわ町で化石発くつ

北海道むかわ町は、「むかわ竜(りゅう)」というハドロサウルス科の恐竜(きょうりゅう)の化石が発くつされたことで有名。2011 年に化石の一部が恐竜のものだとわかり、その後全長8m以上になる、ほぼ全身のこっかく化石が発くつされたんだ。そのむかわ町は、じっさいに恐竜が発くつされた場所で発くつ体験ができる、日本でたったひとつの場所。これを自由研究にしたら、楽しい発見がたくさんあるはず!家族旅行のツアーに参加して体験することもできるから、ぜひ行ってみよう。

© Masato Hattori

むかわ町で化石として発くつされたむかわ竜は、7200万年前の、後期白亜紀(こうきはくあき)・マーストリヒチアン期の恐竜だ。死んだじょうたいで、どこからか海をただよってきたと考えられているよ。

北海道むかわ町の場所

むかわ町はここにある
むかわ町はここにあるよ。

わかること

化石の見つけ方・取り出し方・なぜ化石が見つかるか、など

用意するもの

かりられるもの

  • 専用(せんよう)ゴーグル
  • ハンマー
  • タガネ
  • ヘルメット
  • 手ぶくろ

自分で持っていくもの

  • 地図
  • 方位磁針(ほういじしん)
  • ルーペ
  • カメラ
  • メジャー
  • ポリぶくろ
  • タオル
  • 足元のしっかりしたくつ
  • チョークやマーカーペン
  • 手帳
  • ボールペンなどの筆記用具
  • 筆など

調べ方

1.発くつ現場(げんば)の観察(かんさつ)

大人といっしょに発くつ現場へ行き、地図でどこに来たかかくにんする。
場所のかくにんと、現場の観察(ゴツゴツした岩、山など…)をして記録する。

※発くつげん場での発くつ体験はできる時期が決まっているので、くわしくはおうちの人に、むかわ町ほべつ博物館へ問い合わせてもらおう。
(むかわ町ほべつ博物館の電話番号:0145-45-3141)

2.化石発くつ

係の人の指示(しじ)にしたがって、ハンマーとタガネを使ってむき出しになっている石をたたく。

注意:手ぶくろをつけ、一人では行動しないこと。

タガネを石に当て、タガネのおしりをハンマーでたたく。
化石らしきものが見つかったら、マーカーペンなどでしるしをつけ、そのまわりをくだく。化石のおさまった石(ノジュール)を取り出せたら、ポリぶくろに入れる。日にち、時こく、場所を記録しておく。

3.クリーニング

ノジュールをけずる。化石のまわりの石を少しずつけずり、化石を取り出す。タガネを使う。
化石をなるべくきずつけないほうがよいので、むずかしいときは、係の人に相談する。

クリーニングして取り出されたアンモナイトの化石。
クリーニングして取り出されたアンモナイトの化石。

4.博物館で調べ物

北海道の天然記念物に指定されたクビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」のふく元もけいと、むかわ竜の化石レプリカ。

取り出した化石は、何の化石か、いつの時代のものか、博物館で調べる。
むかわ町の化石発くつ現場の近くには、むかわ町ほべつ博物館があるので、そこを利用するとよい。
むかわ竜のいたころの北海道のようすや、化石のでき方もよくわかる。

後期白亜紀(こうきはくあき)にはん栄したモササウルスのふく元も型。
後期白亜紀(こうきはくあき)にはん栄したモササウルスのふく元も型。

まとめ方

化石発くつ体験をまとめてみよう。化石が見つからなかったときでも、ほかの人がどんな化石を見つけたか、きみ自身が体験して感じたこと、調べてわかったことなどを整理して書こう。
写真もいっしょに使うと、きちょうな記録になるよ。

①発くつ現場(北海道むかわ町むかわ竜化石発くつ現場)のじょうきょう

山の一部。がけになっていて、岩がむき出しになったところもある。
切りくずしたようながけがある。
足元は、ゴツゴツした岩場になっていた。

日時:2018年 8月2日
天気:くもり 気温:25°C

②化石発くつ

むき出しになっている岩石を、ハンマーを使ってタガネでたたき、くだいた。
アンモナイトのようなものが見えたので、白いチョークで印をつけ、まわりをけずって取り出した。

③クリーニング

ポリぶくろに入れて持ち帰り、クリーニングをした。
くぎを使ってていねいにけずった。
力の入れ方のむずかしいところは、係の人や父に手伝ってもらった。

クリーニングが終わり、アンモナイトの化石を取り出した。
アンモナイトは、海の生物なので、この場所は大昔、海の底だったということになる。
海だったところに、なぜ陸で生きていたむかわ竜がいたんだろう?
もっとくわしく調べるために、博物館のてんじ室に行ってみることにする。

④地域(ちいき)の地そう調べ

むかわ町ほべつ博物館
(所在地:〒054-0211 北海道勇払郡むかわ町 穂別80-6)

北海道のわっかないからほべつに続く地域の地そうは、えぞそうぐんといわれ、後期白亜紀(こうきはくあき)の地そうだということがわかった。
むかわ竜が発見されたのは、7,200万年~6,600万年前の地そうで、特に「マーストリヒチアン期」とよばれるそうだ。
海の底だったこの地そうに、アンモナイトがうまって化石になった。

陸が近づき、海をおし上げた。そのため、海の生物の化石が陸で見つかっている。

その後長い年月の間に、はなれていた陸と陸が近づいてきた。
そして、間にあった海をおし上げ、日高山脈がつくられた。
そのため、今ここで海の底にうまっていたアンモナイトの化石を見ることができるという。

地図の中で緑色の部分が、えぞそうぐんといわれる地そうのある場所だ。

⑤わかったこと・感想

化石を見つけるのは、むずかしい。だからこそ見つかったときはとてもうれしい。
石をたたいてこわしていくので、力のいる作業だった。
クリーニングは反対に、ていねいさと根気のいる作業だった。
博物館で地そうのことを調べ、ここが7000 万年前は海の底だったとわかり、おどろいた。
むかわ竜は、流されてきて海の底にしずんだのかもしれないというかせつがたてられているという。たしかにそうかもしれない。
ほかの場所でも、化石を発くつしてみたいと思った。

MUKAWA ダイナソー・アドベンチャーで発くつ体験!

むかわ町の近くに住んでいない人は、JTBの旅行ツアーに参加すると、むかわ町での発くつ体験がしやすいよ。参考にしてみよう。

MUKAWA ダイナソー・アドベンチャー JTB のツアー(PCのかた)

MUKAWA ダイナソー・アドベンチャー JTB のツアー(スマホのかた)

※むかわ町で主さいする化石発くつ体験に参加する場合は、必ず事前にかくにんしてね。
北海道むかわ町のWebサイトを見る

ほかの地域でも“発くつ体験”をしてみよう

唐梅館総合公園岩手県一関市東山町長坂字西本町212-1
いわき市アンモナイトセンター福島県いわき市大久町大久字鶴房147-2
神流町恐竜センター群馬県多野郡神流町大字神ヶ原51-2
かつやま恐竜の森福井県勝山市村岡町寺尾51-11
美祢市歴史民俗資料館山口県美祢市大嶺町東分279-1
みふね化石ひろば熊本県上益城郡御船町田代

※必ず事前に予約しよう。

発くつ体験を手始めに、きみの住む市町村で、話題になっていることを調べたり体験したりしてみよう。地元ならではの自由研究は、身近だからこそ興味がわき、「みんなに教えたい!」と思えるものになりやすい。自然と楽しめるものになること、まちがいなし! さあ、地元の自由研究をやってみよう!