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月でウサギがもちをついているというのは本当?

月でウサギがもちをついているというのは本当?

満月(まんげつ)(とき)(つき)()ていると、なかに(なに)かもようがあるのが()えます。

(むかし)日本人(にほんじん)は、その(かたち)()て、ウサギが(つき)でもちをついていると(おも)ったのです。
たしかに、満月(まんげつ)をよく()ると、(なん)となくウサギがもちをついているように()えてきます。しかし、(つき)にはウサギどころか、()(もの)(まった)くいないのです。
このもようの正体(しょうたい)は、溶岩(ようがん)(かた)まりです。大昔(おおむかし)(つき)火山(かざん)爆発(ばくはつ)して、(くろ)溶岩(ようがん)(なが)()しました。この溶岩(ようがん)は、(ひく)(たい)らな(ところ)(ひろ)がって(かた)まりました。この溶岩(ようがん)のところが、地球(ちきゅう)から()ると(くろ)いウサギのもように()えるわけです。
ところで、このもようは、日本(にほん)ではもちをついているウサギに()えますが、ヨーロッパではカニに、またアメリカでは、(おんな)(ひと)横顔(よこがお)()えるといっています。(くに)によってずいぶんちがうものに()えるようです。

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