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イヌはどうしてほえるの

イヌはどうしてほえるの

イヌはイヌだけに(つう)じる言葉(ことば)会話(かいわ)をしています。それが「ほえる」ということなのです。感情(かんじょう)表現(ひょうげん)するわけですから、ほえ(かた)にもいくつかの種類(しゅるい)があります。

たとえば、「クーン、クーン」と、みょうに(かな)しい()(かた)をするのは、(たす)けてほしいときです。それから、「キャン、キャン」と(たか)(こえ)()くときは、どこか(いた)がっているか、自分(じぶん)()けをみとめて降参(こうさん)するときに()すことが(おお)いようです。
また、「ワン!」と(かる)くほえるのは、(なに)要求(ようきゅう)があって、自分(じぶん)(ほう)注意(ちゅうい)()けたいときで、イヌは(あま)えているのです。反対(はんたい)に、「ワン!」と(つよ)くほえるときや、「ウ--」と(ひく)くうなるときは、危険(きけん)(かん)じて警戒(けいかい)しているときです。
そのほか、(とお)ぼえで、「ウォーーン」と(たか)く、(なが)()くのは、(とお)くにいる仲間(なかま)と、(はなし)をしているのです。ときどき、救急車(きゅうきゅうしゃ)のサイレンに、「ウォーン」とこたえているイヌがいますが、あれは、サイレンの(おと)仲間(なかま)(とお)ぼえとまちがえてほえているのです。

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