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カンガルーのおなかにはなぜふくろ(ポケット)があるの

カンガルーのおなかにはなぜふくろ(ポケット)があるの

カンガルーのおなかのふくろは、(あか)ちゃんを(そだ)てるための安全(あんぜん)ポケットです。ふくろの(なか)には、お(ちち)()乳首(ちくび)があり、どんなに(ちい)さく()まれた(あか)ちゃんでも、無事(ぶじ)(そだ)てることができます。

(あか)ちゃんは、(なか)では(なに)もせずに乳首(ちくび)にぶらさがっているだけでいいのです。
あのふくろは、もともと(からだ)のしわだったものが変化(へんか)したもののようです。カンガルーの仲間(なかま)(おお)きくジャンプするので、おなかにしわがあって、(あか)ちゃんがつかまりやすい(ほう)がつごうがよく、それが、変化(へんか)(はじ)まりといわれています。そのうち、最初(さいしょ)のしわより(すこ)しでもくぼんでふくろになった(ほう)がよく(そだ)ち、さらにそれよりも(ふか)いふくろの(ほう)がもっとつごうがいいということで、だんだんと、しわからふくろに変化(へんか)していったのです。つまり、カンガルーは、(なか)子供(こども)(そだ)てるためにおなかにふくろをもっているのです。

おうちの(かた)

カンガルーの(あか)ちゃんはものすごく(ちい)さいので有名(ゆうめい)です。一番(いちばん)(おお)きなカンガルーのアカカンガルーは、大人(おとな)になると体長(たいちょう)が1.6mもあるのに、 ()まれたばかりの(あか)ちゃんはたった2cmしかありません。この(ちい)さい子供(こども)安全(あんぜん)(そだ)てるために、おなかの(ふくろ)大変(たいへん)有効(ゆうこう)なものなのです。

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