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どうして恐竜という名前がついたの

どうして恐竜という名前がついたの

この「恐竜(きょうりゅう)」という言葉(ことば)は、外国(がいこく)使(つか)われている「ダイノサウリア」という単語(たんご)翻訳(ほんやく)したものです。

この「ダイノサウリア」は、(いま)から(やく) 180 年前(ねんまえ)にイギリスの古生物(こせいぶつ)学者(がくしゃ)であるリチャード・オーエンによって(かんが)えられた名前(なまえ)です。
オーエンは、それまでに発見(はっけん) されていた、メガロサウルス、イグアノドン、ヒラエオサウルスという3 種類(しゅるい)のは虫類(ちゅうるい)化石(かせき)調(しら)べ、この3種類(しゅるい)現在(げんざい)()きているどのは虫類(ちゅうるい)ともちがういくつかの特徴(とくちょう)をもっていることに()づいたのです。
そこでギリシャ()で「(おそ)ろしい」という意味(いみ)の「ダイノス」という言葉(ことば)と、「トカゲ」という意味(いみ)の「サウロス」という言葉(ことば)()わせて、この大昔(おおむかし)(おお)きなは虫類(ちゅうるい)仲間(なかま)を「ダイノサウリア」とよぶことにしました。
これを日本語(にほんご)翻訳(ほんやく)したとき「恐竜(きょうりゅう)」という言葉(ことば)表現(ひょうげん)したのです。「(おそ)ろしいトカゲ」を「(おそ)ろしい(りゅう)」としたのは、大昔(おおむかし)のなぞの生物(せいぶつ)(なに)神秘的(しんぴてき)なものを(かん)じたからかもしれません。

おうちの(かた)

リチャード・オーエンが「ダイノサウリア」を発表(はっぴょう)したのは(いま)から(やく)180(ねん)(まえ)(ひら)かれた英国(えいこく)科学(かがく)振興(しんこう)協会(きょうかい)年次(ねんじ)総会(そうかい)席上(せきじょう)でした。このときオーエンは、当時(とうじ)巨大(きょだい)()したトカゲ」と(かんが)えられていたこの生物(せいぶつ)に「独自(どくじ)(ぞく)または亜目(あもく)(もう)ける根拠(こんきょ)がある」と発表(はっぴょう)し、その亜目(あもく)をダイノサウリアと命名(めいめい)することを提案(ていあん)したのです。

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