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電話はどうして遠くの人と話せるの

電話はどうして遠くの人と話せるの

(こた)えは、(とお)くの(ひと)電話(でんわ)と、手元(てもと)電話(でんわ)電話(でんわ)(せん)でつながっているからです。この電話(でんわ)(せん)(なか)をわたしたちの(こえ)や、相手(あいて)(こえ)(つた)わるために、(とお)くの(ひと)とでも(はなし)ができるのです。

電話(でんわ)は、(こえ)(おく)るところと、(こえ)()()るところに()かれています。(おく)(ほう)(こえ)電気(でんき)()えるところで、(ぎゃく)()()(ほう)は、電気(でんき)(こえ)にもどすところです。
(こえ)(おく)るところの(なか)には、うすい鉄板(てっぱん)電磁石(でんじしゃく)がついている炭素(たんそ)(つぶ)(はい)っています。(こえ)は、まず(なか)にある鉄板(てっぱん)をふるわせ、その(いた)のふるえが炭素(たんそ)(つぶ)(つた)えられます。(こえ)(つよ)いと炭素(たんそ)(つぶ)がおさえられ、(よわ)いとゆるめられるしくみになっています。(つぶ)がおさえられると電気(でんき)がたくさん(なが)れ、ゆるめられると電気(でんき)(すく)なく(なが)れます。このようにして(こえ)電気(でんき)強弱(きょうじゃく)信号(しんごう)となって電線(でんせん)(つた)わっていくのです。
()()るところにも、(おな)じようにうすい鉄板(てっぱん)磁石(じしゃく)(はい)っています。とどいた電気(でんき)強弱(きょうじゃく)によって、鉄板(てっぱん)がふるえてもとの(こえ)にもどしています。わたしたちが電話(でんわ)(とお)して()いている(こえ)は、相手(あいて)本当(ほんとう)(こえ)ではなく、じつは電話機(でんわき)(なか)鉄板(てっぱん)がふるえている(おと)なのです。
つぎに大切(たいせつ)なのは交換機(こうかんき)というものです。これは、電話(でんわ)(きょく)(なか)にある機械(きかい)なのですが、この機械(きかい)があるおかげで、電話(でんわ)(ばん)(ごう)使(つか)って電話(でんわ)をかけることができるのです。
ダイヤルやボタンで(ばん)(ごう)(えら)ぶと、電話(でんわ)(きょく)交換機(こうかんき)は、まず相手(あいて)()んでいる(ちか)くの交換機(こうかんき)電話(でんわ)をつなぎます。そのあと、相手(あいて)(いえ)電話(でんわ)につながるしくみになっています。

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