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どうして心ぞうは動いているの

どうして心ぞうは動いているの

心臓(しんぞう)は、血液(けつえき)(からだ)のすみずみに(はこ)ぶポンプの役目(やくめ)をしています。

血液(けつえき)はあみの()のようにはりめぐらされる血管(けっかん)(とお)って、体中(からだじゅう)酸素(さんそ)栄養(えいよう)をとどけています。そして、心臓(しんぞう)にもどってくるときには(からだ)(なか)のいらなくなったものを(はこ)んでくるという(はたら)きもしています。
人間(にんげん)(からだ)は、1(ぷん)でも酸素(さんそ)栄養(えいよう)がとどかないと()んでしまいますから、心臓(しんぞう)絶対(ぜったい)(やす)むことができません。わたしたちがねているときでも、心臓(しんぞう)(けっ)して()まることはありません。24時間(じかん)いつも(はたら)(つづ)けているのです。
この、心臓(しんぞう)(うご)くひみつは、心臓(しんぞう)筋肉(きんにく)にあります。心臓(しんぞう)筋肉(きんにく)は、ほかの場所(ばしょ)筋肉(きんにく)にくらべて特別(とくべつ)じょうぶにできているのです。心臓(しんぞう)にしかないこの特別(とくべつ)筋肉(きんにく)は、規則(きそく)(ただ)しい収縮(しゅうしゅく)運動(うんどう)により、(つよ)(ちから)血液(けつえき)をおし()しています。この筋肉(きんにく)(うご)くおかげで、心臓(しんぞう)(うご)いているというわけです。
そして、もうひとつの心臓(しんぞう)のすばらしい特徴(とくちょう)は、心臓(しんぞう)(のう)からの命令(めいれい)(うご)いているのではないことです。ふつう、(からだ)筋肉(きんにく)は、すべて(のう)命令(めいれい)(うご)いていますが、心臓(しんぞう)場合(ばあい)(のう)とは関係(かんけい)なく、心臓(しんぞう)(なか)にある特有(とくゆう)のしくみによって、筋肉(きんにく)収縮(しゅうしゅく)運動(うんどう)(おこな)われているのです。心臓(しんぞう)は、1分間(ぷんかん)に60~80(かい)ちぢむのがふつうです。

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