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どうしてぐるぐるまわると目がまわるの

どうしてぐるぐるまわると目がまわるの

()がまわると、本当(ほんとう)にまわりの景色(けしき)がくるくるまわって()えますが、どうしてあのように()えるのでしょう。これを説明(せつめい)するためには、まず、()でものを()るというのはどういうことかを理解(りかい)しなければいけません。

()でものを()るというのは、()だけで(かん)じているわけではありません。()()たものが(のう)につたわり、そこではじめて「()えた!」と(かん)じるのです。
ところが、ぐるぐるまわってしまうと、()にうつる景色(けしき)がものすごいスピードで(うご)いていきますから、()は、その景色(けしき)をおいかけられずに、(あたま)(なか)大混乱(だいこんらん)してくるのです。そうなると、そのうち、()(たま)がふるえ(はじ)めます。つまり、()がけいれんを(はじ)めてしまうのです。
そして、()自分(じぶん)(かんが)えと全然(ぜんぜん)関係(かんけい)なく(こま)かく(うご)いて、一体(いったい)どこを()ているかわからなくなってしまいます。そのために、(からだ)()まっても、()勝手(かって)にいろいろなところを()ているのです。
まわりの景色(けしき)がぐるぐるまわって()えているときは、このように、()がけいれんしているときです。つまり、()(のう)大混乱(だいこんらん)しているため、()がまわるというわけなのです。

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