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オゾン層とは何

オゾン層とは何

地球(ちきゅう)には空気(くうき)というものがあります。この空気(くうき)地上(ちじょう)からおよそ500kmの(たか)さまであります。そして、空気(くうき)上昇(じょうしょう)するほどにうすくなっていき、温度(おんど)変化(へんか)していきます。

この空気(くうき)(そう)のなかで、地上(ちじょう)からの高度(こうど)(やく)20~30kmあたりには、オゾンというガスがたくさんふくまれているところがあります。ここを「オゾン(そう)」といっているわけです。
太陽(たいよう)(ひかり)には、生物(せいぶつ)にとって大変(たいへん)危険(きけん)な「紫外線(しがいせん)」という、()には()えない光線(こうせん)がふくまれています。オゾン(そう)は、この紫外線(しがいせん)吸収(きゅうしゅう)する(はたら)きをしているのです。
ところが最近(さいきん)人間(にんげん)使(つか)ったフロンガスが、上空(じょうくう)にまでいき、このオゾンをこわし(はじ)めていることがわかってきました。そして、南極(なんきょく)北極(ほっきょく)上空(じょうくう)などにはオゾンが非常(ひじょう)(すく)ないところができてきたのです。このようなところを「オゾンホール」といっています。
「ホール」というのは「あな」という意味(いみ)ですから、「オゾンのあな」というわけです。オゾンホールがこれから(さき)どんどん(おお)きくなると、地上(ちじょう)()ってくる紫外線(しがいせん)(りょう)()え、地球(ちきゅう)生物(せいぶつ)にとっては大変(たいへん)危険(きけん)です。そこで、世界(せかい)(じゅう)でフロンガスの使用(しよう)禁止(きんし)しようと努力(どりょく)しているのです。

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