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空気はどうしてあるの、どうやってできたの

空気はどうしてあるの、どうやってできたの

現在(げんざい)地球(ちきゅう)にある空気(くうき)は、火山(かざん)からでたガスなどが(もと)となってできたと(かんが)えられています。その時期(じき)は、(いま)から(なん)十億年(じゅうおくねん)(まえ)であり、地球(ちきゅう)誕生(たんじょう)したのとちょうど(おな)じころのことなのです。

でき(はじ)めたころの空気(くうき)は、火山(かざん)のガスとにたようなものでした。火山(かざん)のガスは、大部分(だいぶぶん)水蒸気(すいじょうき)なのですが、水蒸気(すいじょうき)以外(いがい)では、二酸化(にさんか)炭素(たんそ)窒素(ちっそ)塩素(えんそ)などが、(すこ)しあるくらいです。そのガスが、現在(げんざい)空気(くうき)()まれかわるきっかけは、たくさんの水蒸気(すいじょうき)が、(あめ)となって地球(ちきゅう)(うえ)にふったことだったのです。
この(あめ)は、非常(ひじょう)にはげしく、そのために地球(ちきゅう)(うみ)ができてしまいました。
そして、この(うみ)(なか)生命(せいめい)()まれ、それが(すこ)しずつ(うみ)から(りく)へと(うつ)りすみ、ついに緑色(みどりいろ)をした植物(しょくぶつ)になったのです。
植物(しょくぶつ)は、二酸化(にさんか)炭素(たんそ)をすって、それを酸素(さんそ)()える(はたら)きをします。したがって、火山(かざん)のガスの(なか)にあった二酸化(にさんか)炭素(たんそ)は、しだいに、酸素(さんそ)()わっていったというわけなのです。
それで現在(げんざい)のような空気(くうき)ができたのです。

おうちの(かた)

この大気(たいき)地球(ちきゅう)のまわりに(とど)まっているのは、地球(ちきゅう)引力(いんりょく)()()けられているからです。(つき)も、できたときに、岩石(がんせき)から多量(たりょう)のガスが()たはずですが、(つき)引力(いんりょく)(よわ)すぎたためにガスが宇宙(うちゅう)空間(くうかん)拡散(かくさん)してしまい大気(たいき)(つく)ることができなかったのです。

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