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球根は何からどうやってできるの

球根は何からどうやってできるの

球根(きゅうこん)には、ダリアのように()(ふと)ってできたもの、グラジオラスのように(くき)(ふと)ってできたもの、ユリのように()変形(へんけい)してできたものなど、いろいろな種類(しゅるい)があります。

しかし、種類(しゅるい)はちがっても、球根(きゅうこん)は、でんぷんをたくわえておく倉庫(そうこ)のような(はたら)きをすることにかわりがありません。つまり、球根(きゅうこん)(なか)にはでんぷんがたっぷりふくまれているわけで、球根(きゅうこん)はでんぷんでできているといってもいいくらいです。
球根(きゅうこん)というのは草花(くさばな)栽培(さいばい)するときに使(つか)われるよび(かた)ですが、ジャガイモやサツマイモの、イモも球根(きゅうこん)仲間(なかま)です。わたしたちは、このでんぷんを()べて栄養(えいよう)をとっているのです。
(つぎ)に、球根(きゅうこん)のでき(かた)ですが、球根(きゅうこん)植物(しょくぶつ)種類(しゅるい)によって、できる場所(ばしょ)(かたち)がちがってきます。たとえばチューリップは、(はな)がさき()わって()だけになると、地面(じめん)(なか)にある()一番(いちばん)(した)がふくらんで球根(きゅうこん)になります。()は3(まい)ほどですから、球根(きゅうこん)も3つほどになるわけです。スイセンやヒヤシンスの球根(きゅうこん)も、()一番(いちばん)(した)がふくらんだものです。ユリの球根(きゅうこん)地面(じめん)(なか)()(くき)変形(へんけい)して、うろこのように()(かさ)なったものに養分(ようぶん)がたまってできたもので、これは1(まい)1(まい)ばらばらにはがすことができ、しかも()べることもできます。ダリアもイモの仲間(なかま)で、これは()養分(ようぶん)がたまってできます。したがって養分(ようぶん)のたまり(かた)(すく)ないと、()とかわらない(かたち)のやせた球根(きゅうこん)になってしまいます。カンナは地下(ちか)(くき)養分(ようぶん)がたまったもので、サトイモやジャガイモと(おな)じでき(かた)をします。
このように、球根(きゅうこん)といわれるものでもでき(かた)(じつ)にさまざまです。しかし、どの球根(きゅうこん)にも()まったところに()があり、()()るときにその養分(ようぶん)使(つか)われているのは(おな)じなのです。

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