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花はどうしてさく季節が種類によって決まっているの

花はどうしてさく季節が種類によって決まっているの

ウメやサクラは(はる)(はな)がさきます。

ハナショウブは6(がつ)、ヒマワリは6(がつ)から7(がつ)、サザンカは10(がつ)から11(がつ)、そしてスイセンの(はな)は、12(がつ)から1(がつ)にかけてというように、たしかに、(はな)種類(しゅるい)によってさく時期(じき)()まっています。
(はる)(なつ)(あき)(ふゆ)の4つの季節(きせつ)は、いつも順序(じゅんじょ)よくめぐってきます。この季節(きせつ)のちがいは、(はな)たちにも、温度(おんど)のちがいでわかりますし、また、昼間(ひるま)時間(じかん)(なが)いか、(みじか)いかということでも季節(きせつ)判断(はんだん)しているのです。
たとえば、(はる)は、だんだんあたたかくなり、それにつれて昼間(ひるま)時間(じかん)(なが)くなります。ところが、(あき)は、だんだん(さむ)くなり、(ぎゃく)(ひる)(みじか)くなるのです。(はな)は、このように季節(きせつ)によって()こる変化(へんか)、それから、(あめ)(かぜ)のようすを、敏感(びんかん)(かん)じとって自分(じぶん)がさくのにつごうのいい時期(じき)()めているのです。
これは、どんな(はな)にもいえることです。しかし、(いま)は、花屋(はなや)さんなどでは、1(ねん)(じゅう)キクの(はな)()ることができます。あれは人間(にんげん)が、電気(でんき)()かりや温度(おんど)調節(ちょうせつ)してキクをだましてさかせているのです。キクも自然(しぜん)(なか)では、さく時期(じき)()まっているのです。

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