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レンコンはどうしてあながあいているの

レンコンはどうしてあながあいているの

レンコンとは、地面(じめん)(した)にあるハスの(くき)に、栄養(えいよう)がたまって、(ふと)くなったもののことです。

このレンコンを(よこ)()ると、(まる)いあながぎょうぎよくならんでいることがわかります。また、レンコンのどこを()っても、あなのならび(かた)(おな)じなのは、あながたてにずっとつながっているからなのです。
このあなは、(くき)(くき)(あいだ)(ふし)(とお)りこして、(つぎ)(くき)に、そして(ふし)から()ている葉柄(ようへい)にまでつながっています。
このあなは、空気(くうき)自由(じゆう)(とお)ることができます。ハスは、なぜか、どろんこの()んぼが大好(だいす)きで、()んぼでないとあまりよく(そだ)ちません。ところが、ハスが(そだ)つためには、どうしても空気(くうき)必要(ひつよう)です。空気(くうき)は、当然(とうぜん)のことながら()んぼの(なか)にはありません。そのために、ハスは(くき)(なか)にあなをあけて、ここを空気(くうき)(とお)(みち)にしたというわけです。
空気(くうき)は、(みず)(うえ)()ている()から、あなを(とお)って地面(じめん)(した)(くき)、そして()まで(とお)ります。レンコンにあながあいているのは、空気(くうき)()までとどけるためなのです。

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