しもはどうしてできるの、何からできるの

液体(えきたい)、気体(きたい)、固体(こたい)とよばれる、3種類(しゅるい)のすがたです。かんたんにいうと、「ふつうの水(みず)」、「水蒸気(すいじょうき)」、「氷(こおり)」の3つのすがたのことです。
この、すがたの変化(へんか)には順番(じゅんばん)があります。水蒸気(すいじょうき)から氷(こおり)になるためにはいったん水(みず)になって、それから氷(こおり)になります。反対(はんたい)に氷(こおり)から水蒸気(すいじょうき)になるためには、やはりいったんとけて水(みず)になってから水蒸気(すいじょうき)になるわけです。
しかし、空気(くうき)中(ちゅう)にある水蒸気(すいじょうき)は、温度(おんど)が急(きゅう)に下(さ)がり0度(ど)以下(いか)になると、いったん水(みず)にならないでそのまま氷(こおり)になることがあります。こうしてできるのがしもです。
このように、空気(くうき)中(ちゅう)にかくれていた水蒸気(すいじょうき)が、急(きゅう)に冷(ひ)やされていきなり氷(こおり)になり、地面(じめん)や葉(は)っぱについたものがしもなのです。