台風は何でできているの

台風(たいふう)はこれとにたようなものです。おふろのうずまきは水(みず)ですが、台風(たいふう)の方(ほう)は空気(くうき)のうずまきなのです。そして、台風(たいふう)はこのうずまきのまわりにさらに厚(あつ)い雨雲(あまぐも)が集(あつ)まっているのです。
つまり、この質問(しつもん)の答(こた)えをかんたんにいえば、「台風(たいふう)は、空気(くうき)のうずまきと雨雲(あまぐも)からできている」ということになります。
テレビなどで、宇宙(うちゅう)から撮影(さつえい)した台風(たいふう)の写真(しゃしん)を見(み)ると、中心(ちゅうしん)に「台風(たいふう)の眼(め)」とよばれるあなのような部分(ぶぶん)があるのがわかります。これは不思議(ふしぎ)なところで、中心(ちゅうしん)のそばでは秒速(びょうそく)何十(なんじゅう)mもの風(かぜ)がふき、強(つよ)い雨(あめ)もふっているというのに、「眼(め)」の中(なか)では風(かぜ)がなく、青空(あおぞら)が見(み)えることさえあるのです。

巨大(きょだい)な台風(たいふう)では、直径(ちょっけい)が1000kmにおよぶものもあります。