メニュー閉じる

雪はどうしてすぐとけるの

雪はどうしてすぐとけるの

(ゆき)がすぐとけると(おも)っている(ひと)は、あたたかい地方(ちほう)()んでいる(ひと)でしょう。

(さむ)地方(ちほう)、たとえば、北海道(ほっかいどう)青森(あおもり)秋田(あきた)などでは、ふった(ゆき)はすぐにはとけません。ですから(さむ)地方(ちほう)()んでいる(ひと)は、(ぎゃく)に、(ゆき)はどうしてなかなかとけないのだろうと(かん)じているはずです。
(さむ)地方(ちほう)では、つもった(ゆき)(なん)(げつ)もとけないで根雪(ねゆき)になります。根雪(ねゆき)は、ふったものがかたまり、(はる)まではとけない状態(じょうたい)のことをいいます。(さむ)地方(ちほう)では、このような(ゆき)がふつうなのです。
ふってきた(ゆき)がすぐとけてしまうのは、地上(ちじょう)温度(おんど)(たか)く、あたたかいからです。
(ゆき)(こおり)でできていますから、温度(おんど)()がるととけてしまいます。(おお)きな(こおり)のかたまりは、(あつ)いところに()いても、とけるまでに時間(じかん)がかかりますが、(ゆき)は、(こおり)といっても、とても(ちい)さいものです。だから、あたたかいとすぐにとけて(みず)になってしまうのです。

PAGETOP