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水(ふろ)の中でどうして体が軽くなってうくの

水(ふろ)の中でどうして体が軽くなってうくの

(みず)はふしぎな性質(せいしつ)をいろいろもっています。その(なか)のひとつに、(みず)(なか)のものを()()げようとする性質(せいしつ)があります。これが、この質問(しつもん)(こた)えです。(みず)(なか)(からだ)(かる)くなるのは、(みず)(からだ)()()げようとするからなのです。

この(みず)(ちから)を、浮力(ふりょく)といいます。浮力(ふりょく)には、「浮力(ふりょく)(おお)きさは(みず)(なか)(はい)ったものと(おな)(りょう)(みず)(おも)さに(ひと)しい」という特徴(とくちょう)があります。
では、いっぱいに(みず)(はい)ったおふろに(はい)ったとします。(くび)までつかると、たくさんの(みず)がこぼれます。そのときこぼれた(みず)(りょう)は、(からだ)(なか)で、(みず)につかっているところの体積(たいせき)(おな)(りょう)です。
つまり、もともと(みず)があったところに、よけいな(からだ)(はい)ったのですから、(はい)った(からだ)(おな)(りょう)(みず)がおし()されてこぼれてしまったのです。ここで、(さき)ほどの浮力(ふりょく)法則(ほうそく)について(かんが)えてみましょう。(みず)(なか)(はい)ったものを()()げる(ちから)(おお)きさは、(いま)こぼれた(みず)(おも)さと(おな)じになります。それだけの(ちから)(みず)人間(にんげん)をもちあげているのです。
だから、おふろやプールの(なか)では(からだ)(かる)くなるのです。

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