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塩はどうやってつくるの
塩の作り方には、大きく分けて、3つの方法があります。 まず1つめは、 岩塩(がんえん)という塩のかたまりを土の中からほり出して、くだいて、ふるいわけて作る方法です。日本にはありませんが、世界には、岩のような塩のかたまりを地面の下からほり出している所もあるのです。
2つめは、池や湖からこい塩水をくみ上げる方法です。日本には、塩水の池や湖はありませんが、世界には、海よりも何倍ものこさをもつ塩水の湖や池があるのです。それらのこい塩水をくみ上げて、熱して、水分を蒸発(じょうはつ)させて塩を取り出しています。
3つめは海の水を使う方法です。昔は、海の水を土の上にまいて、これを太陽の熱でかわかして塩を取り出していました。今でもこの方法で塩を作っているところがあり、このような方法で作られた塩はおいしいと評判(ひょうばん)です。
しかし、この方法はあまりたくさん塩が作れないというのが欠点です。現在は、機械で海の水をくみ上げ、工場などで作られています。
日本では、昔も今も3つめの海の水を使う方法で塩が作られてきました。なぜなら、日本では岩塩は取れませんし、塩のこい湖もないからです。そのかわり、日本はまわりを海でかこまれていますから海の水を利用するのが一番いいわけです。
