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漢字はどうしてできたの、だれがつくったの

漢字はどうしてできたの、だれがつくったの

漢字(かんじ)というのは、(いま)から3500(ねん)ほど(まえ)中国(ちゅうごく)(つく)られたものです。こんなに(むかし)(つく)られた文字(もじ)が、(いま)でも使(つか)われているというのは、漢字(かんじ)だけだといわれています。つまり、世界(せかい)一番(いちばん)歴史(れきし)のある文字(もじ)漢字(かんじ)なのです。

では、その漢字(かんじ)がどのように(つく)られたのかを説明(せつめい)していきましょう。たとえば「()」という漢字(かんじ)です。現在(げんざい)の「()」という文字(もじ)(よこ)にしてみます。すると、人間(にんげん)()(かたち)(なん)となくにていることに()づくはずです。
このように、漢字(かんじ)はもともと()であったものの(かたち)()わっていってできたもののようです。
しかし、なにしろ3500(ねん)(まえ)のことです。非常(ひじょう)(ふる)(こと)で、漢字(かんじ)(かん)する記録(きろく)はほとんど(のこ)っていないのです。したがって、これ以上(いじょう)くわしいことはわかっていません。
ただはっきりしているのは、(なに)かの発明(はつめい)のように、ひとりの(ひと)があるとき漢字(かんじ)(つく)ったわけではないということです。(なが)時間(じかん)(あいだ)にだんだんと(つく)られて、そのうちみんなが使(つか)うようになったものなのです。
どの(くに)文字(もじ)言葉(ことば)も、みんなこのようにしてできたものです。いつだれが(つく)ったのかというのは、(こた)えられないものなのです。

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