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外国(アメリカ)と日本ではどうして時間がちがうの、どうして時差があるの

外国(アメリカ)と日本ではどうして時間がちがうの、どうして時差があるの

これは、簡単(かんたん)(かんが)えればいいのです。地球(ちきゅう)(まる)く、回転(かいてん)しています。したがって、太陽(たいよう)(ひかり)()たる(ところ)()たらない(ところ)(かなら)ずでてくるのです。太陽(たいよう)(ひかり)()たる(ところ)(ひる)で、()たらない(ところ)(よる)になります。

つまり、地球(ちきゅう)の、ある場所(ばしょ)(ひる)ならば、その裏側(うらがわ)(かなら)(よる)ということになるわけです。日本(にほん)とアメリカもだいたいこの(おもて)(うら)関係(かんけい)です。日本(にほん)(ひる)のときはアメリカは(よる)日本(にほん)(よる)のときはアメリカは(ひる)なのです。このように、アメリカや(ほか)外国(がいこく)日本(にほん)との(あいだ)()()があるのは、()(きゅう)(まる)くて、回転(かいてん)していることが原因(げんいん)です。
(ぎゃく)に、()()がなく、世界(せかい)(じゅう)どこでも(おな)時間(じかん)だとすると、どういうことになるかを(かんが)えてみてください。
もし、()()がなかったら、どこかの(くに)時間(じかん)世界(せかい)共通(きょうつう)としなければなりません。たとえば、アメリカを基準(きじゅん)にしたとします。すると、アメリカの(くに)だけは、(あさ)は7()()きて、お(ひる)は12()という時間(じかん)設定(せってい)可能(かのう)です。ところが日本(にほん)はそうはいきません。
日本(にほん)とアメリカはおよそ14時間(じかん)()()があるために、アメリカのお(ひる)の12()は、なんと夜中(よなか)の2()になるのです。世界(せかい)(じゅう)(くに)がアメリカの昼食(ちゅうしょく)時間(じかん)にお(ひる)()べるとすると、日本(にほん)では夜中(よなか)の2()()べなければならないのです。
これでは大変(たいへん)です。そこで、時差(じさ)というものを()めたわけです。()()があるために、世界(せかい)のどこの(くに)でも、お(ひる)は12()()べることができるというわけなのです。

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