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ミステリーサークルって何、どうしてできるの

ミステリーサークルって何、どうしてできるの

ミステリーサークルというのは、もともとイギリスで大量(たいりょう)発見(はっけん)されて話題(わだい)になったものです。これは、(はたけ)()えてある作物(さくもつ)(まる)(かたち)にたおれてできたものです。

たとえば、ムギが()えてある(はたけ)ならば、そのムギがみんな(おな)方向(ほうこう)に、(えん)をかくようにばたばたとたおれている状態(じょうたい)をいうのです。こういった(まる)(かたち)のものを、英語(えいご)ではサークルといいます。それにミステリーという言葉(ことば)がつくのは、この(はたけ)(まる)いもようが、不思議(ふしぎ)なことにあるとき突然(とつぜん)できるからなのです。自然(しぜん)にできたのか、だれかがつくったのか、それさえも(まった)くわからないのです。これはたしかに不思議(ふしぎ)ですね。だからミステリーなのです。
その(あと)、いろいろなミステリーサークルがたくさん発見(はっけん)されました。人々(ひとびと)(あいだ)では、「これはUFOが着陸(ちゃくりく)したあとではないか」と()()(ひと)(あらわ)れて(おお)さわぎになったのです。(なか)には、いたずら()きの(ひと)がこっそりつくっていたというものもあったようです。
しかし、最近(さいきん)ではこれは、プラズマという一種(いっしゅ)電気(でんき)原因(げんいん)なのではと(かんが)えられています。自然(しぜん)(なか)電気(でんき)がかってに()きるというのは、なんとなく不思議(ふしぎ)なことのように(おも)えます。しかし、(かみなり)電気(でんき)です。自然(しぜん)(なか)電気(でんき)()きるということは(すこ)しも(へん)なことではないのです。
ただし、このミステリーサークルには、まだまだわかっていないことも(おお)いのです。あいかわらずミステリーというわけです。しかし、今後(こんご)研究(けんきゅう)(つづ)けられて、もっとくわしいことが(すこ)しずつわかってくるでしょう。

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