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雪男は本当にいるの

雪男は本当にいるの

雪男(ゆきおとこ)には有名(ゆうめい)(はなし)があります。それは、1889(ねん)、ヒマラヤ山脈(さんみゃく)(のぼ)ったイギリス(じん)()たというものです。これには、(あし)あとの写真(しゃしん)まであります。

しかし、(あし)あとだけでは残念(ざんねん)ながらよくわからないのです。ふつう雪男(ゆきおとこ)というときは、このヒマラヤの雪男(ゆきおとこ)のことをいうことが(おお)いようです。しかし、このヒマラヤの雪男(ゆきおとこ)は、()たという(はなし)はあっても、つかまえたという(はなし)はありません。最初(さいしょ)目撃(もくげき)されてから、もう100(ねん)以上(いじょう)もたっているにもかかわらず、(まった)正体(しょうたい)がわかっていないのです。したがって、雪男(ゆきおとこ)はいるともいないともどちらともいえません。本物(ほんもの)がつかまったり、死体(したい)でも発見(はっけん)されたりすればはっきりするでしょう。しかし、(いま)のところはわからないとしかいいようがありません。
また、雪男(ゆきおとこ)というより、全身(ぜんしん)()むくじゃらのゴリラのおばけのような()(もの)()たという(はなし)世界(せかい)(じゅう)にたくさんあります。これらは、アメリカやカナダ、中国(ちゅうごく)(おお)いようです。
日本(にほん)でも、広島県(ひろしまけん)比婆郡(ひばぐん)というところの山奥(やまおく)()んでいると話題(わだい)になって、かなりさわがれたことがありました。
しかし、世界(せかい)(じゅう)に、にたような(はなし)がかなりあるのに、いまだに1ぴきもつかまっていないばかりか、死体(したい)やふんを発見(はっけん)したという(はなし)もありません。
こういった動物(どうぶつ)本当(ほんとう)にいたら、さぞおもしろいことでしょう。しかしこれだけ(なが)(あいだ)さがしても()つからないということは、いない可能性(かのうせい)(ほう)(たか)いと(かんが)えたほうがいいかもしれません。

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