
なこ&ようこのキラキラ大作戦
【教科別】ニガテ教科をつくらない! 授業ノートの上手なまとめかた★
ステキなノートをつくろう!
みんな元気~?? あたらしく、キズネコファミリーに仲間入りした、高校生の“ようこ”だよ!
わたしは車や自転車、小説が好き! ちょっとシブいかな??
これから成績(せいせき)アップに近づく、ちょっとした勉強のコツを紹介(しょうかい)するよ! みんなといっしょに勉強が楽しくなる方法をさがしていきたいな♪
みんなとちょっとトシが近い、プチ学校の先生だと思ってもらえたらうれしいにゃ♪
さて、今回は勉強が楽しくなる! 「きれいなノートのヒケツ」を3つ教えちゃうよ!
小学生でノートをきれいに取れるようになりたいという子や成績アップしたい子、
中学生になるけど授業(じゅぎょう)についていけるか不安な子は、ぜひ参考にしてね!
ポイント①ノートの選び方
小学生は方眼(ほうがん)ノートがおすすめ。
マス目がついているから、漢字がバランスよく書けるし、筆算も位をそろえやすいよ。
中学生は罫線(けいせん)ノートがおすすめ。
ドット入りの罫線ノートを使うと、表や図形がきれいに書けるよ。
ポイント②色数を少なく、シンプルに書いてみよう☆
たくさんの色で書かれたノートは、結局どこが大事かわかりにくいよね。
だから、使う色は黒(えんぴつ・シャープペンシル)、赤、青、緑の2〜4色ぐらいでだいじょうぶ。
例えば、えんぴつ以外の色が赤だけでも
- 文字そのものの色を変える
- 囲む
- アンダーラインを引く
などの工夫をすることで、1色でも様々な表現(ひょうげん)ができるよ。
この書きかたを参考にしてみてね!
ポイント③ノートに「余白(よはく)」を作るだけで勉強が楽しくなる!
そもそもノートの役割(やくわり)ってなんだと思う…?
ノートは黒板を写すものじゃなくて、自分の考えをまとめるものとして使うこと!
ただ黒板の内容(ないよう)を写すよりも、自分で考えた内容をまとめることによって、記憶(きおく)が印象に残りやすくなるよ(^^)。
だから自分の考えを見返して、「あぁ、あんな授業だったな」と授業の記憶を思い出させることが、ノートの役割なんだ!
そうやって自分の考えを残すためにおすすめなのが「余白」だよ!
上の写真でいうと、たて線の左側が授業の内容を書いたもので、右側が余白の部分になるよ。
その余白に、自分の考えや授業中の先生の何気ない一言、疑問(ぎもん)に思ったことや大切な単語などをメモしていくと、とっても便利だよ!
「余白」の使い方がもっと具体的に分かるように、教科ごとにその使い方を見ていこう!
国語
「余白」に新しく学んだ言葉などを書きこんで、言葉の知識(ちしき)をふやすノートにしよう!
国語は、漢字や言葉の知識が大切。
教科書を読んでいて分からない漢字や言葉があればノートにメモして、辞書(じしょ)で調べよう。
調べた単語は、ノートの下に余白を作って書きこんでいくよ。
調べた分だけ国語力は伸びるし、最後まで使いこんだノートは、自分だけのとっておき辞書になっているはず♪
算数・数学
余白を計算スペースとして活用しよう!
小学生のころ、暗算をためして、何度計算ミスをしたことか…。(笑)
計算のときは、思う存分(ぞんぶん)筆算ができるスペースを作ろう。
そして大切なのは、計算スペースでやった計算は消さないこと。
もしまちがったときに、どこでまちがえたかあとで確認(かくにん)ができるよ!
英語
英語のノートでも余白がかつやくするよ!
右側の余白には同義語(どうぎご:同じ意味をもつ別の単語)や熟語(じゅくご)を書いておく。
例えば、「Excuse me?」だったら、日本語で”すみません。”という意味だから、同じ意味の熟語で「Pardon?」があるので、余白に書くといっしょに覚えられて便利!
理科
理科で得た知識を日常生活(にちじょうせいかつ)とつなげてみよう。
余白に疑問を書いておいて、あとで先生に聞いたり、自分で調べてみよう。
社会
できごとや人物に関する裏エピソードを書いてみよう。
テストには出ないかもしれないけれど、記憶に残りやすくなるよ。
自分の考えがたくさんつまったノートが完成★
ノートはオシャレにすることが目的ではないから、決してカラフルである必要はないよ! 一番大切なのは、先生が言っていたことや教科書で学んだことを自分で考えて、見やすくまとめられるかどうか。
ノートは毎日開くものだから、どうせならわくわくするものに変えたいよね!
ただ聞いたことを書きうつすのではなく、自分の考えがつめこまれたオリジナルノートにするだけで、きっと勉強が楽しくなるはず★がんばってね!