ギザギザハートの小学4年生

ギザギザハートの小学4年生

「学校行きたくない」

毎日のように(大きい声で)つぶやく息子2号、小学4年生。

真面目に宿題をこなし、忘れ物に気がついては何度も家に戻ってくる。どちらかといえば優等生の彼、実は学校が嫌いなんだって。

へー。そうなんだー。
親としては、まず「共感が大事!」
ということで……。

なぜ行きたくないのか? を聞いてみました。
母    「学校へ行きたくない理由ベスト10、発表ですっ! まずは…ドロドロドロドロ〜(※ドラムロール) 第3位から!」

息子2号 「先生の話が長い!」

母    「へー。長いんだー」

息子2号 「6時間目終わってようやく帰れるって思ったら、先生の説教が長くて、なかなか帰れないんだよ!」

母    「へー。そうなんだー」

母    「では次に、第5位! お願いしますっ」(なぜかランダムに問う母)

息子2号 「副担任の先生が、給食の時間に俺にばっかり話しかけてくる」

母    「えー。いいじゃーん」

息子2号 「どうでもいい話を俺にばっかり振ってくるんだよ」

母    「きみならちゃんと答えてくれるって、頼りにされてるんじゃないの?」

息子2号 「それがうざいんだよ。俺にばっか話しかけないでよ」

母    「へー。そうなんだー」

母    「ではでは~、今週の、学校に行きたくない理由、輝ける第1位は!!」

息子2号 「時間が無駄! 毎日2キロも歩いて行くのも無駄だし。休み時間とか昼休みとか無駄が多い!」

母    「へー。それって、効率が悪いってこと?」

息子1号 「あー、それわかる! しかもね、4年って勉強がイマイチつまんねーんだよね」

と、いきなり参入してきた息子1号(現在高校2年)。

そういえば彼、小学4年生のころ、大いに荒れていました。

クラスメートの膝にシャーペンを突き刺した、とか(もう、本当にすみません)。
廊下に立たせていたらトイレに行ってた、とか(笑)。
何度か先生から、彼の悪行についての報告電話があったものです。

あとから本人に聞いたところによると、女子と男子とで対応が違う先生の態度に違和感があって、反逆チームのリーダーのようになっていたんだとか。

ヒー。

息子1号いわく
「俺は小4で覚醒した!」(中2病ならぬ、小4病か…)

“小4は魔のお年ごろ”と思ってはいたけれど、次男にも来たわけですね、その季節が。これも順調な成長の証。

と、わかってはいるけれど毎朝毎晩、「学校に行きたくない」と大きなため息をつかれると、さすがに共感疲れしてまいります。
共感力、枯渇。
そんなときの、苦肉の対応策としては…

その1
「はぁー、会社行きたくねぇ~ まじ行きたくねぇ~ 休みてぇ~」と深くため息をつき、
“同じ穴のむじな”と化す。

その2
チェッカーズの名曲「ギザギザハートの子守唄」を替え歌で唄う。

♪ テレッテッテッテテーテ
テレッテッテッテ テテテテ
HEY!
ちっちゃなころから ちっちゃくて、小4で不良と呼ばれたよ!

大人に不満を抱いていた、あのころのピュアな自分に戻って、息子2号(この曲を知っている)といっしょに、小4の痛みを大声で歌うのよ!
HEY!

なぜかこれ、とってもスッキリします。苦労が多いであろう小4担任の先生たちにもおすすめします。

とはいえ、ど~してもしんどくなったら、2人で学校も仕事も休んじゃいましょうかね。


ヤナトモ
宮崎県在住/40代
高2、小4の男児の母。
趣味は哲学。