いつもは捨(す)ててしまうたまごのからを使って、コロンとかわいい形のエッグキャンドルを手づくりしてみよう! 完成したキャンドルはインテリアとしても活用できるから、お部屋にかざって楽しんでみてね。さらに今回は、アロマオイルを使って3段階でかおりが変わるエッグキャンドルのつくり方を、リケチェン! おねえさんが教えてくれたよ。
たまごのからにあなをあけよう。
まずは、とがっている方を上にして、きりでろうそくのしんが通る大きさのあなをあける。ペットボトルのキャップの上にのせるとたまごが安定するよ。
※むずかしい作業なので、おうちの人にやってもらおう!
たまごをさかさにして、今度はふくらんでいる方をキリでくり抜(ぬ)こう。こっちのあなは、とけたろうを流しこむために使うので、少し大きめにあけてね!
たまごの中身を紙コップにとり出そう。からの中を水でよく洗(あら)って、じゅうぶん乾(かわ)かすと、なまぐさいにおいがとれるよ。たまごの中身は料理に使ってね。
※たまごアレルギーのある人は、たまごの中身にさわらないように注意してね。
エッグキャンドルが3層(そう)になるように、まずはいちばん上の層からつくるよ。ぬるま湯を用意して、ろうそくを湯せんでとかそう。1.5号のろうそく2本で、ちょうどいい量になる。湯せんする前に細かくおっておくと、ろうそくが早くとけるよ!
※ぬるま湯はおうちの人に用意してもらおう!
※とけたろうはとても熱いので、さわらないように注意してね。
ろうが全部とけて透明(とうめい)になったら、キッチンペーパーの上にしんをとり出そう。このうち1本はエッグキャンドルのしんとして使うから、まっすぐピ~ンとのびるように形をととのえておいてね。
のしんを、たまごにあけた2つのあなに通し、たまごのとがっている方から1cmぐらい出しておりまげる。セロハンテープでしんをとめ、すきまからろうがもれないように、ねんどを使ってあなをしっかりとふさいでね。しんがたまごの中央にくるように、わりばしではさんで固定しよう。わりばしの下に紙コップを置くと、うまく安定するよ。
のろうに、好きな色のクレヨンを少しだけけずって入れ、わりばしでよくかきまぜよう。そこに、好きなかおりのアロマオイルを数てき加えたら、もう一度よくかきまぜてね。わたしはピンクのクレヨンとローズのかおりのアロマオイルを使ったよ。
※アロマオイルをひふにつけないようにすること。
がよくまざったら、たまごのからに流しこもう。フチをおりつぶした紙コップを使うと、流しこみやすいよ。全て注いだら、ろうが固まるまでこのままの状態でしばらく待とう。ろうが白っぽくなってきたら、固まり始めたってこと。
1層目と同じ手順で、2層目と3層目もつくろう。2層目は1.5号のろうそくを3本、 3層目は1.5号のろうそくを4本、湯せんでとかしてかしたあと、好きな色のクレヨンとアロマオイルを加えてよくまぜてね。それぞれ順番にに注いだら、固まるまでしばらく待つ
※2層目が完全に固まってから3層目を注いでね。
※(7)とはちがう色のクレヨンやアロマオイルを使おう。わたしは、2層目にきみどりのクレヨンとミントのアロマオイルを、3層目にきいろのクレヨンとチェリーブロッサムのアロマオイルを使ってみたよ。
ろうが完全に固まったら、余分(よぶん)なしんをはさみで切って、たまごのからをむこう。セロハンテープや、ねんどもいっしょにはがしてね。
※ギザギザした、たまごのからで手を切らないように注意しよう。
これで完成!! いろいろな色やかおりを組み合わせて、エッグキャンドルづくりを楽しんでみてね!
エッグキャンドルはつくる手間がかかる分、完成したときはとってもうれしいはず! たまごのからにあなをあけるのがむずかしかったり、うまくいかなくても、あきらめずにチャレンジしてみてね。たまごのからを全部むかずに、からに絵をかいてアレンジしてみてもよさそう!
ろうそくは、とけると透明になるんだね! 温度は何度でとけ始めるのかな~?
今回使ったろうそくの主原料であるパラフィンは、およそ60度でとけ始めると言われているよ。ほかにも、大豆が原料の“大豆ワックス”や米のぬかを使った“ぬかろう”、ハチの巣からとり出した“みつろう”を利用したろうそくもあるんだって。
いろいろな種類があるんだね~。そういえば、料理で使った油でもキャンドルがつくれるみたいだよ。それぞれ、どんなちがいがあるのかな~? やっぱり燃(も)え方にちがいが出るのかな~? いろいろなろうそくで、エッグキャンドルをつくってくらべてみようよ!
そうだね、おもしろそう!! せっかくだから、たくさんつくってお部屋にかざってみようか。きっと、お部屋もかわいくなるよ!!