ぷかぷかくだもの「うき」「しずみ」実験

料理をしているとき、水の入ったボウルに野菜を入れると、「うく」野菜と「しずむ」野菜があるよね。じゃあ、くだものはどうだろう? 「うく」のかな? それとも「しずむ」? いろいろな種類のくだものを水の中に入れて、「うく」か「しずむ」か実験してみよう。 水を塩水に変えたらどうなるか、くだものの皮をむいたら結果は変わるのかな?

教えてくれるのはこの2人!!

左:リケチェン! さえこっち
東京理科大学の基礎工学部に通っているよ。一番好きなのは、DNAの特ちょうを調べる実験なんだって。研究者を目指して、最近、稲(いね)の研究をしている研究室で勉強しているよ。
右:リケチェン! ともちん
東京理科大学の経営学部に通っているよ。ふだんの行動や、ちょっとした動きの法則性をさがすっていう勉強をしているんだって。カルメ焼きつくりや、ダイラタンシーをつくる実験が好き。

用意するもの

  1. ① 水が入った水そう
  2. ② リンゴ 2こ
  3. ③ ミカン 2こ
  4. ④ バナナ 3本
  5. ⑤ 塩 大さじ2と1/2(40g)
  6. ⑥ 水 200mL①とは別に用意してね。
  7. ⑦ スプーン 塩を水に入れるときに使うよ。
  8. ⑧ マドラーなどかきまぜるもの 塩と水をまぜるときに使うよ。
  9. ⑨ まないたとほうちょう くだものの皮をむくときに使うよ。
  • くだものは、リンゴ、ミカン、バナナ以外でも大丈夫。
    いろいろなもので実験してみよう!
  • くだものの皮をむくときは、おうちの人に手伝ってもらってね!

さあ、実験スタート

まずは、水の入った水そうに、くだものを丸ごと入れてみよう! それぞれのくだものはどうなるか、よく観察しよう。

次に、皮をむいたくだものを水に入れるよ。皮をむく前と何か変化はあるかな?

くだものの皮をむくときは、おうちの人に手伝ってもらってね!

むいた皮も水に入れてみよう。

水に塩をまぜて、塩水をつくろう! 塩水を入れるいれものは、くだものの大きさに合わせてね。今回は、200mLの水が入るビーカーを使ったよ。

塩を多めに入れるのがポイント!

13でしずんだくだものや、くだものの皮を水から出して(今回の実験では「ミカンの実」)、4でつくった塩水に入れてみよう。水に入れたとき、しずんだくだものを、塩水に入れたらどうなるかな?

冷とうこでこおらせたり、半分に切ったくだものを水に入れたらどうなるかな? 
ほかのくだものや野菜でも試してみてね!

なんでそうなるの?

同じくだものでも、「ういたり」「しずんだり」するのはなんでだろう?
くわしく解説するよ!

  • 水にまるごとくだものを入れると「リンゴ」「ミカン」「バナナ」は全部ういたね。もしかして、くだものは全部水にうくのかな?

  • いやいや、そうとも限らない! 「キウイ」はしずむらしいよ。それに、重たい「グレープフルーツ」や「メロン」、「スイカ」はしずみそうに思うけど、どうやらうくらしい。つまり、自分で持った時に軽いと感じるものが水にうくっていうことでもなさそうだね。

  • なるほど! じゃあ、水にうくくだものは、なんでういてるのかな~?

  • それは、水よりも比重が軽いからだね! 比重っていうのは、水とくだものを同じ体積で考えたときの重さを比べた結果のこと。つまり、「リンゴ」「ミカン」「バナナ」は水よりも軽いっていうこと!

  • そっか~。でも、皮をむいた「ミカン」はしずんだよね? それはなんで?

  • 「ミカン」の皮には空気がふくまれていて、うきわのような役割をしているんだ。だから、皮をむいた「ミカン」はしずんだけど、むいた皮はういていたよね。

  • でもでも! 皮をむいた「ミカン」は、水ではしずんだけど塩水ではういたよね?

  • そうだね。塩がいっぱい入った塩水には物をうかせる力があるんだって。だからういたんだよ。海に入ると体が軽くなったように感じた経験はない? それと同じようなことなのさ!